お客様より「折板屋根の雨押え板金(ジョイント部分)のビスが浮いている」とのご相談頂いた事が工事のきっかけです。
ビスの浮きは、その都度補修をしても再発しやすく、特に真夏の温度変化が絡む時期は「また緩むのでは」と不安が残るポイントです。
そこで今回は、緩んだ箇所のビスを適切に打ち替えたうえで、ジョイントをまたぐようにシールで一体化させるブリッジシール工事をご提案しました。
ビスの緩み対策と雨漏り予防を同時に狙えるため、商業施設のように稼働を止めにくい建物にも相性が良い工法です。
折板屋根とパラペットの取り合いにある雨押え板金のジョイント部では、パッキン付きのビスで固定されていました。
点検すると、複数のビスでわずかな浮きが見られ、固定力が落ちている印象です。
この状態が続くと、板金の重なりや取り合いが動きやすくなり、雨仕舞の安定性にも影響します。
まずは「どのビスが緩みやすいのか」「どこまで補修が必要か」を整理し、施工範囲を明確にしました。
ジョイント端部付近では、ビス穴周辺や取り合い部に負荷が集中しやすい状況でした。
温度変化で金属が動くと、ビスの締結だけでは追従しきれず、緩む条件が揃ってしまいます。
そこで、単なる増し締めだけで終わらせず、ジョイントをまたいでシールで橋渡しするブリッジシールが有効と判断しました。
最初に行ったのは、緩みが出ていたビスの打ち替え作業です。
ジョイント部は負荷が掛かる為、ただ締め直すだけでは不安が残る事から、状態に合わせて新しいパッキンビスを打ち替えました。
職人も、ビスの効き具合を一箇所ずつ確かめながら進める為、重要な作業工程です。
続いて、シール材の密着性を高めるためにプライマーを塗布しました。
金属板金は表面の状態によって密着性が左右される為、下処理の良し悪しが耐久性に直結しやすい部分です。
使用するシール材との相性を踏まえ、適切なプライマーを選定して塗りムラが出ないように仕上げています。
プライマーが整ったら、変成シリコンを用いてジョイント部にシールを充填しました。
ブリッジシールの要は、ジョイントをまたぐように厚みと幅を確保しつつ、動きに追従できる形状に整える点です。
職人は充填するシールの量が不足しないよう手元を調整し、段差のある取り合いでも連続した防水ラインになるよう意識して施工しました。
充填後は、ヘラで均して表面を整えました。
この工程は見た目だけでなく、シール(シーリング)の厚みを均一にし、端部の押さえを効かせる役割を担っています。
動きの出やすい折板屋根だからこそ、ただ埋めるのではなく「追従する形」に整える工夫が欠かせません。
ブリッジ部を整えた後、バックアップ材の撤去などを経て、端部に隙間が生じやすいポイントを最終調整しました。
そこでマスキングテープで養生を行い、取り合い部をシールで増し打ちして納めています。
端部処理が甘いと、せっかくの対策も弱点が残る為、最後のひと手間を惜しまないのが重要です。
細部まで仕上げることで、防水性と見た目の両面で落ち着いた状態へ近づきました。
今回の鎌ケ谷市鎌ケ谷での工事では、雨押え板金ジョイント部のビス浮きに対し「パッキンビスの打ち替え+ブリッジシール(変成シリコン)」で再発防止を目的としました。
工事完了後は、ジョイント部の不安定さが抑えられ、雨漏りへのリスクを低減した状態に整っています。
同じようにビスの緩みやジョイント部の不安でお悩みの方は、街の外壁塗装やさんまでお気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2026年05月10日時点での費用となります。
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