三鷹市井の頭に物件をお持ちのオーナー様よりお問い合わせいただきまして外壁塗装工事を行わせていただきました。
既存の外壁材は窯業系サイディングでした。窯業系サイディングは厚さ10㎜前後のパネル状の外壁材を貼り合わせて外壁を形成するもので、窯業系サイディングと金属サイディングの2種類に分類されます。中でも窯業系サイディングは成型時にテクスチャーや色味を入れることができますのでタイル調などバリエーションに富んだ見た目に仕上がります。
サイディングの主成分はセメントなので水の吸い込みを抑えるために定期的な塗装が必要になります。
今回は日本ペイントのパーフェクトトップを使用しての外壁塗装を行わせていただきました。パーフェクトトップはコストパフォーマンスに優れた塗料で非常に人気の高い塗料です。
また、足場を組むならと併せて屋根の塗装もご用命いただきました。塗装工事を行う際には足場の架設が必要なので併せて行うとお得です。
使用材料
外壁:日本ペイント パーフェクトトップ、屋根:ユメロックルーフ
三鷹市井の頭に物件を所有されているオーナー様よりご用命いただきまして
屋根外壁塗装工事を行わせていただきました。
既存の外壁材は
窯業系サイディングでした。窯業系サイディングは成型の際に模様などを入れることができますので
高い意匠性のある
外壁材になります。
そんな窯業系サイディングですが、いいことばかりではありません。
窯業系サイディングの主成分は屋根材のスレートなどと同じく
セメントになります。セメントは元々水を吸いやすい素材で、水を含んでしまうと耐久性が著しく低下いたします。
窯業系サイディングも例に漏れず
経年劣化によって表面の塗膜が劣化してくると表面から水を吸いこみ、内包された水分が気化し蒸発することで体積の膨張が起こりひび割れの症状を起こしてしまったりいたします。
ひび割れたサイディングはモルタル外壁と異なりシール補修が難しいため最悪張り替えるしかなくなってしまいますので、ひび割れる前にメンテナンスを行いましょう。今回は外壁塗装と併せて
屋根の塗装もご用命いただきました。
外壁塗装に使用したのは
日本ペイントのパーフェクトトップです。下塗り材を変えることで様々な部分に塗装のできる塗料で、耐久性も12~15年程ありますのでかなり使い勝手の良い塗料になります。
パーフェクトトップは
ラジカル制御型の塗料で、塗膜の劣化原因物質であるラジカルの発生を制御することで塗膜の劣化を遅らせるコンセプトで製造されました。
ベースとしてアクリル塗料を使用しておりますので、費用面でも抑えることができ、シリコングレード並みの価格帯になります。シリコングレードの価格帯でありながらその耐久性はフッ素グレードに追従する塗料なので非常に
コストパフォーマンスに優れた塗料といえます。
お客様にも人気の高い塗料で、
多くの施工実績があるというのも安心材料になりますね。
屋根の塗装には
ロックペイントのユメロックルーフを使用しました。この塗料の特徴は
屋根用の塗料でありながら調色が可能という点です。
屋根用の塗料の多くは性能上の問題から調色ができないものが多くあります。そんな中、ユメロックルーフは調色が可能ですので、お好みの色味に仕上げることができます。
まずは
高圧洗浄をかけて既存の汚れを落としていきます。汚れが付着した状態で塗装をしてしまいますと塗膜の剥がれなどの不具合を生じてしまいます。塗装を行う際にはしっかりと洗浄を行うようにいたしましょう。
高圧洗浄が終了いたしましたら、
養生を行い塗装を行っていきます。塗装は大きく分けて3工程(
下塗り、
中塗り、
上塗り)を行っていきます。どの工程も塗膜の形成には大事な工程なので、しっかりと行います。
まずは下塗りです。下塗り材には
日本ペイントのパーフェクトサーフを使用しました。パーフェクトサーフは
サイディング用の下塗り材です。
そのほかには
パーフェクトフィラーという微弾性の下塗り材があり、こちらは主にモルタル外壁の下塗り材に使用します。
外壁材によって適した塗料を使用いたしましょう。
下塗りが完了しましたら続いて中塗りを行っていきます(^^)/
その際に気を付けることは下塗りしてすぐに中塗り、上塗りの工程に入らず、
乾燥時間を設けるという事です。
すぐに塗装を重ねてしまうと内部で乾燥ムラが生じてそれが原因で不具合を生じてしまう恐れがありますのでご注意を(´-ω-`)
中塗り工程まで終了したら、上塗り工程です。こちらは仕上げの工程になりますので綺麗に仕上がるようにチェックを入れながら行っていきます。ここまでくると外壁も綺麗になっておりますので足場の解体待ち遠しくなりますね。
上塗り作業完了です(^^)/
付帯部の塗装も並行して行っていきます。雨樋や鉄部といった付帯部部分も同じタイミングで塗装を行いましょう。
基本的に雨樋は塩化ビニル製のものが多く、日光に当たると紫外線の影響で劣化し、割れやすくなってしまいます。
塗装を行い紫外線から保護してあげることが大事なのです。
鉄部も錆が広がると耐久性にも関わってきますので忘れず塗装を行ってきましょう。
鉄部塗装を行う上で欠かせないのが
ケレン作業です。ケレンという言葉は英単語のcleanから来ておりその意味の通り下地を綺麗にする工程です。錆などをしっかりと落として下地を整えていきます。
ケレン作業が完了したら外壁同様下塗り、中塗り、上塗りの工程を行っていきます!
状態によっては雨樋や軒天などは2回塗りで仕上げることもあります。現状に合った塗装方法で仕上げていきましょう!!
付帯部の塗装が終わりましたら、
屋根の塗装を行っていきます。
基本的には上から工事を進めるのですが、今回は途中で屋根の塗装のご用命をいただきましたので順番が前後してしまいました。状況によって作業工程が前後する可能性があります事お含みおきいただけますと幸いです(^^)/
既存の屋根は
R屋根になっており、金属屋根が採用されておりました。
アンテナ部分には錆が生じており、全体的に塗膜が劣化して
チョーキングが出ておりました。
外壁と併せて洗浄を行っておりますが、こちらも下地調整としてケレン掛けを行います。ケレン作業が終了したら下塗りです。
下塗りには
錆止め入りの塗料を使用していきます。錆止め入りの塗料が新たな錆の発生を抑制し、サビによる塗膜の剥がれなどの症状を緩和してくれます。
屋根も外壁同様、下塗り、中塗り、上塗りの3工程を行い作業終了です。
足場の解体前に最終チェックを行い工事終了になります。足場の仮設の際には外壁に壁当てを当てているのですが、作業中どうしても一時的に外さなければなりません。
乾燥が確認出来ましたらもとに戻しますのでご安心ください。
外壁塗装工事は選べる料金プランとしまして
税込657,800円(総2階、25坪まで)から承っております。ただし、外壁の形状、使用する塗料によって価格は変動いたします。また、近年では物価高によって塗料の値上げなどもしておりますので詳しくはお問い合わせください。
私達、街の外壁塗装やさんでは
新型コロナウイルス感染拡大防止対策としてマスクの着用を徹底しております。何かお困りごとございましたら安心してご相談ください。
工事から1年が経過しましたので
定期点検にお伺いしてまいりました!
外壁塗装から1年しか経過していないという事もあり全体的に問題はありませんでした!!
しかしながら施工に問題があれば
塗膜の膨れなどの不具合が出てきてもおかしくはない年数になります(´-ω-`)
問題が生じていないかしっかりと見ていきましょう!
周りをぐるっと見回らせていただきましたが問題は生じておりませんでした!
街の外壁塗装やさんでは工事内容に応じて
施工保証をお付しております(^^)/
なお施工保証とは、
工事内容に対してお付する保証ですので経年劣化などは対象外になってしまいます。
施工保証がある場合には工事後に施工保証書をお渡しさせていただいており、詳しい条件などは保証書裏面の約款に記載させていただいておりますのでお渡しの際にお目通しいただければと思います!!
屋根の方はR屋根で登ることができませんでしたので
ドローンで点検させていただきました!
塗装前に多く出ておりました錆も出ていない状況で非常にきれいな状態でした(^^)/
次回は3年点検の際にお伺いできればと思います!!
記事内に記載されている金額は2023年12月13日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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