台東区竜泉にお住まいのO様邸にて行った
外壁塗装工事の様子をご紹介致します。
「以前行ったメンテナンスから十数年経過しているので外壁塗装を検討している。」と、お問い合わせをいただき調査にお伺いしました。
O様邸は2階建てで外壁は
モルタル外壁と
サイディング外壁の造りになっております。調査を行うと外壁が色褪せており塗膜が剥がれておりました。モルタル部分にクラック(ひび割れ)も発生しており、サイディングの繋ぎ目に充填されているシーリング材も剥離している事から、防水性や耐久性を保持するためにも外壁塗装工事のご提案をしたところ工事のご依頼をいただきました。
O様邸にて使用した塗料は日本ペイントの
パーフェクトトップになります。色は既存の色と同等の色に仕上げたいとのご希望から日本塗料工業会発行の色見本の中からお選びいただく事となり、サイディングの色は9-70H、モルタル部分の色は19-80Lをお選びいただきました。パーフェクトシリーズはコストパフォーマンスに優れており、シリコン塗料とほぼ同価格で耐用年数はシリコン塗料以上フッ素未満と言われております。お手ごろな価格で長めの耐用年数をお考えの方にお薦めの塗料です。
調査の様子です。O様邸は
モルタルと
サイディングが使われている造りになっております。
先ずは、モルタル外壁から調査を行うと
クラック(ひび割れ)が発生しているのを発見しました。
モルタル外壁はクラックが発生しやすい外壁になり、塗膜が剥がれてくるとモルタルが雨水を吸収しやすくなってしまいます。雨水を吸収するとモルタルは乾燥と吸水を繰り返して膨張・収縮の動きが生じ負荷が掛かるため、クラックが発生してしまうのです。 その他にも建物の揺れの影響などが挙げられますが
クラックが発生してしまうと雨水が浸入してしまい雨漏りに繋がる危険性があります。
サイディングの調査の様子です。サイディングも塗膜が剥がれて色褪せておりサイディングを手で触ると若干の
チョーキングが確認出来ました。
また、サイディングとサイディングの繋ぎ目に充填されているシーリング材が剥離しているのを発見しました。
サイディング外壁は貼り合わせておりますのでサイディングとサイディングの繋ぎ目にはシーリングが充填されており、雨水の浸入を防いだり、建物の揺れに合わせて外壁材等の破損を防ぐ緩衝材の役割を果たしています。 シーリングもモルタルやサイディングと同様に紫外線や風雨等の外的影響により劣化してしまいますので徐々にひび割れや剥離等の劣化症状が出てきます。
外壁の防水性の低下は耐久性の低下に繋がりひび割れ等の原因になります。 また、シーリングの劣化もサイディングが反ってしまう原因や雨漏りの原因になりますので定期的にメンテナンスを行う事でお家の寿命を延ばす事に繋がります。
外壁は四季の寒暖の差や様々な天候の影響により膨張と収縮を繰り返しているので、負荷が掛かります。負荷に耐えられなくなると傷みの原因になり、雨漏りにも繋がりますのでO様に調査のご報告をし、外壁塗装工事とシーリング打替え工事のご提案を致しました。 外壁塗装工事にて使用する塗料は日本ペイント株式会社の
パーフェクトトップを使用致しました。色は既存の色と同等の色に仕上げたいとのご希望から日本塗料工業会発行の色見本の中からお選びいただく事となり、サイディングの色は9-70H、モルタル部分の色は19-80Lをお選びいただきました。
今回、O様邸にて施工させていただいた
外壁塗装工事の工事費用は、足場工事も含めて800,000円(税込み)になります。
総二階・25坪までですと税込657,800円から対応しておりますが、使用する塗料や建物の形状により工事費用が異なりますので詳しくは私たち街の外壁塗装やさんまでお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装工事の様子です。外壁塗装工事は先ず、旧塗膜や汚れを除去するため高圧洗浄にて洗浄作業を行い、丁寧且つ確実に洗い流していきます。
塗装工事では高圧洗浄を行わないと新しい塗料が密着せず、塗料の耐用年数に影響してきます。旧塗膜や汚れが付着したままですと耐用年数が短くなってしまう事が懸念されますので高圧洗浄作業は必ず行います。
サイディング外壁のシーリングを打ち替える様子です。既存のシーリングをカッター等で切り込みを入れ撤去していきます。
傷みが軽度でしたら手で引っ張りだせるのですが、進行しているとボロボロと崩れてしまいますのでカッター等の工具を用いて削りながら撤去していきます。既存のシーリングが残ってしまうと新しく充填するシーリングの接着力が落ちてしまいますので全て除去します。 既存のシーリングを撤去しましたら新しいシーリングを充填していきます。シーリングを充填する部分はシーリングとサイディングの接着力を高めるためのプライマーを塗布してから専用のカートリッジで新しいシーリングを充填し、側面への密着度を上げるために専用のヘラで中に空気が入らないように押し込みながら均していきます。
下塗りの工程の様子です。
外壁塗装工事は主に下塗り、中塗り、上塗りの3回の工程で塗装を行います。
下塗りの工程は外壁に仕上げ塗料を密着させる重要な役割を果たします。
中塗り、上塗りに日本ペイントのパーフェクトトップを使用致しますのでモルタル部分の下塗りにはパーフェクトフィラー、サイディング部分の下塗りには日本ペイントのパーフェクトサーフを使用致しました。
中塗り・上塗りにて使用する塗料は日本ペイント株式会社のパーフェクトトップになります。
パーフェクトトップはコストパーフォーマンスに優れシリコン塗料とほぼ同価格で耐用年数はシリコン塗料以上フッ素未満と言われています。お手ごろな価格で長めの耐用年数をご希望の方にはお薦めの塗料になります。 塗料の色は既存の色と同等の色に仕上げたいとのご希望から日本塗料工業会発行の色見本の中からお選びいただく事となり、モルタル部分の色は19-80L、サイディングの色は9-70Hをお選びいただきました。
中塗りの様子です。下塗りの工程が終わりましたら十分に乾燥させ中塗りの工程を行います。
専用のローラーで塗布していき、細かい部分は刷毛を使用して塗っていきます。また、表面には細かい凹凸がありますので入れ込むように丁寧にしっかりと塗っていきます。
上塗りの様子です。中塗りの工程後、仕上げ塗りの2回目の上塗りを行い塗膜を厚く強固なものにします。
中塗りと同じ塗料を塗っていきますので塗りムラが無いように丁寧に仕上げていきます。
塗料メーカーでは殆どの塗料の仕上げ塗りを2回行うように指定されています。メーカーが指定した回数を塗らないと色褪せも早くなりますし、耐用年数も短くなります。
付帯部の塗装の様子です。外壁塗装工事を行なう際には外壁以外の付帯部と呼ばれる雨樋や霧除け、笠木等の塗装も行います。
建築資材の殆どは塗膜で保護されておりますので付帯部も塗装する事により耐久性の保持に繋がり、美観の維持にも繋がります。 また、ランニングコストを抑えられますので私たち街の外壁塗装やさんでは外壁塗装工事と併せて行う事を推奨しております。
全ての塗装が終わりましたら、塗り残しが無いか確認しながらタッチアップを行いお客様お立会いの元、再度確認を行って外壁塗装工事が完了となります。
綺麗に仕上がりお客様に大変満足していただけました。
私たち街の外壁塗装やさんでは引き続き
新型コロナウィルス対策を行っており、飛沫感染のリスクを防ぐためマスク着用でお伺いさせていただいております。ソーシャルディスタンスを徹底し、お客様やスタッフの安全管理を徹底致します。
外壁塗装工事を施工させていただいてから1年が経過致しましたので定期点検(1年点検)にお伺いさせていただきました。 当社では工事後の定期点検を実施し、安心のアフターメンテナンス体制で責任を持ってしっかりとサポートさせていただいております。
外壁塗装工事の定期点検は、塗膜の剥がれや膨れが発生していないか外壁全体の点検を行います。 塗装工事では下地の調整や下塗りの工程に不備があると工事完了後に塗膜が剥がれたり膨れてしまう事がありますが、丁寧且つ確実に施工した事により不具合は無く塗料の艶もしっかりと維持されており問題の無い状態でした。
続いて雨樋等の付帯部の点検の様子です。付帯部の塗装も外壁と同様に塗膜の剥がれや膨れは無く問題はありませんでした。 外壁の塗装は勿論の事ですが、付帯部は外壁と比較すると劣化が早い部分になりますので定期的に確認する事が重要になります。
O様に点検のご報告をし、特に問題は無かったことをお伝えし定期点検は終了となります。 次回の点検は、隔年点検の3年点検になり2年後の点検になります。
安心のアフターメンテナンス体制で今後も責任を持ってしっかりとサポート致しますので引き続きどうぞ宜しくお願い致します。
記事内に記載されている金額は2024年02月08日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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