お話によると強い雨の際に雨漏りする事も有るとの事で、その原因調査からのご対応となりました。
現状確認を行ったところ、屋上のシート防水に亀裂が生じている事から、その発生原因を解消すべく屋上防水工事を施工させて頂きます。耐久性の面からもウレタン密着の通気緩衝工法での施工となります。
ビフォーアフター
工事基本情報
施工内容
防水工事
使用材料
シーカジャパン DSカラーゼロ工法
築年数
約25年
施工期間
約2週間
保証年数
施工保証5年
工事費用
900,000円
特にこの場所は雨漏り発生の直上部に当たり、この部位からの水の浸入で階下へ問題を起こしてしまっていると思われます。
一時的にシーリングで補修したところ、工事が始まるまでの間の雨降りで、雨漏りしなかった事からもこの場所が原因である事は明白となりました。
今回の防水工事に当たり、改修ドレンを取り付ける事で解消に努めて参ります。
工事の方は既存のシートを全撤去し、新たにウレタン密着の通気緩衝工法での施工で進めさせて頂きます。
通常のウレタン塗膜防水のみの仕上げよりも、通気シートの敷設により耐久性の有る防水仕上げとなります。
防水下地とウレタン塗膜との間に敷設する事により通気層が生まれその効果により防水表面の膨れ等の抑止効果に繋がっていきます。
かなり経年劣化も有って、シートはバリバリと剥がれて行きました。
見えているのは防水下地となりますが、この防水下地の方も症状が出始めている事から、下地調整が必要となります。
このカチオンフィラーを全体的に塗布して行く事で、荒れた防水下地調整を行って参ります。
シートの繋ぎ目は重ねて合わせて敷設していくと共に、更に問題無い様、防水テープでしっかりと留めて貼り合わせて参ります。
特に立ち上がりの起点は先々において不具合を来たす可能性があるので、丁寧に施工していく事が重要です。
このドレンの詰まりや水の滞留も雨漏りの原因になり易いので、この改修ドレンの取り付けにより解消に繋がっていく事とになります。
このウレタン塗膜を2層掛けて施工していきますが、この先は通常の密着工法と変わりません。
トップコートは表面の保護膜となりウレタン塗膜の劣化防止に繋がります。
今回通気緩衝工法での防水工事でしたので、この脱気筒が設置されました。
これが防水面の通気用の呼吸口とも言える存在となります。
各所問題が無い事も完了し、施工の方も無事終了となりました。
勿論、今回の様な屋上施工等による規模の大きさや、その実施する施工方法によって費用の方は変動していきますので、詳しくは是非お問い合わせ頂けましたら幸いです。
記事内に記載されている金額は2024年01月19日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。
