お客様とは、営業訪問してご自宅の修繕から始まりアパートの塗り替えや、店舗の塗装など10年来のお付き合いをさせていただいており、今回は運送会社の外壁の痛みや雨漏り
鉄部のサビで塗料のはがれが目立つとの事で工事の依頼を受けました。現場調査をし外壁・屋根・鉄部の塗装を行うことになりました。
使用材料
■クリーンマイルドシリコン
■マイルドシーラーEPO
■水性ヤネフレッシュシリコン
■マイルドボーセイ
■セラスカケン
■エスケープレミアムルーフSI
今回現場調査をし外壁の汚れやコーキングの傷みやはがれが目立つためコーキングを塗りなおしました。コーキングが取れたり、傷んでいる場合その部分から水が浸入する可能性があるので外壁塗装をする際には必ずチェックします。
外壁塗装をする前には外壁の水洗いを行います。高圧洗浄機を使い屋根・外壁の汚れを隅々まで洗い流していきます。この作業は最終的な仕上がりに影響するので丁寧に行うことを心がけています。
今回の現場では、鉄骨のサビや塗料の剥がれが目立つのでワイヤーブラシやマジックロン(金ダワシのようなもの)で鉄骨をケレンを行いました。ケレンを行うことで仕上がりの際にサビの凹凸が出にくくなります。
ケレン作業で鉄部のサビを落とした後は下塗りを行います。鉄部の場合サビてしまうのを防ぐためサビ止め塗料を使用します。サビ止め塗料を使うことで金属のサビの進行を抑えることができます。写真の場合鉄部の範囲が広いため圧送ガンを使用して塗料を吹き付けました。今回の現場では圧送ガンを使用しましたが、雨樋の金具外壁から出ているビスなど細かい部分は刷毛とローラーを使用し、すべての鉄部にサビ止め塗料を塗って行きます。一戸建ての住宅も同様に鉄部にはサビ止め塗料を使用します。
外壁の塗装をする際には下塗りを行います。塗料の止まりをよくするためシーラーと言う材料を使用します。いきなり外壁に塗料を塗ると壁が材料を吸い込んで色にむらができたり外壁に材料が止まらず流れてしまう可能性があります。それを防ぐためシーラーを使い下塗りを行います。
下塗りが終わると上塗り作業に移ります。上塗り作業はクリーンマイルドシリコンを使用しエアレス塗装機を使い吹き付けていきます。塗り残しや色のむらが出ないよう上塗りは2回行います。圧送ガンやエアレス塗装機を使用する際には窓や附帯物、車の養生には十分に注意して行っています。
屋根の塗装も鉄部と同様にケレン作業をしていきます。今回の場合屋根にサビが見られないため必要な部分だけサビ止め塗料を使用し、屋根の色となる材料エスケープレミアムルーフの吹き付けを行いました。屋根も外壁と同様上塗りを2回行います。塗り残しをなくすため刷毛やローラーを使用し細部までチェックを行います。
基礎の吹き付けには、セラスカケンという材料を使用しました。セラスカケンには石の粒が入っており吹き付けると少し厚みがでるかと思います。基礎の塗装も塗り残し、むらをなくすため2回吹き付け作業を行います。
すべての作業が終わりタッチアップになります。タッチアップとは最終チェックのことで塗り残しや外壁に色の違う塗料が付いてないか細かいところまでチェックしていきます。今回の現場は範囲が広く時間はかかりましたが、隅々まで丁寧にタッチアップすることを心がけています。
記事内に記載されている金額は2019年06月15日時点での費用となります。
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