千葉市花見川区花園町で
モルタル外壁に膨れ症状が出ているとのご相談から状況確認の為、無料点検調査を行いました。
実は約半年程前に
他社さんで外壁塗装工事を施工されており、ここに来てベランダ外壁の一部に膨れ症状を来たしてしまった様です。
状況確認すると
外壁の膨れに水が溜まっている状況で、とは言いつつも外壁は塗装工事を行って間もない事から水の浸入口となる様な開口症状は見当たりません。
その症状の発生している上部にベランダの笠木と手摺りが有り、その取り合い部分からの浸入が想定されましたので、それら一連の補修を行わせて頂きました。
使用材料
パーフェクトトップ 日本ペイント 現地調色にて
こちらが
現地調査において確認致しましたモルタル外壁の膨れの症状です。
遠目に見てもプクッと膨れている状況が確認出来ます。
他社で外壁塗装工事をされてから未だ半年程ですが、こう言った症状を来たすと言う事は、何処かしらからか水の浸入が想定される事象と言えます。
その膨れ箇所に針を刺してみると、案の定そこから溜まった水が流れ落ちて、膨れ症状がしぼみました。 これは室内では無いですが
雨漏り症状と同じ様なケースで、上から浸入した水が丁度この外壁の部分で塗料の密着を失わせ、その部分に徐々に水を溜め込んでしまったと言う理屈です。
この密着性が失われた塗膜は一度剥がして補修を行う必要が生じます。 それと共に水の浸入口を塞ぐ必要性が有る事も重要となります。
膨れ症状の予備軍の箇所がもう1エリア見つかりました。
こちらは小さく3箇所に水が溜まり始めている様子です。
大きく膨れた箇所と共通する部分で、いずれも上部にベランダ笠木とその手摺りの接合箇所となる取り合い部分が存在しました。 塗装はしっかりと行われて外壁に開口箇所が無い事からも、
どうやらその辺り原因が有るものと想定されます。
そこで、今回先ずは
水膨れを起こした箇所の補修塗装を実施すると共に、原因となっている手摺りの取り合いの手当てを行う事で作業を進めさせて頂きます。
作業は先ず外壁の膨れている箇所の処置からスタート致します。
調査から少し日を置いての作業でしたので、またその間に少しですが水を溜め込んでしまっている様子です。
膨れてしまっていると言う事は、その塗膜自体が外壁から分離されている事を意味します。 よってこの箇所は保護する塗膜として機能していないに等しいので、先ずは部分的にその表面を剥がして参ります。
剥がした箇所にシーラーによる下塗りを掛けて行きます。
マスキングで四角くエリアを決めて、その部分にタッチアップ塗装を掛けて参ります。
表面を削る事により、外壁自体の凹凸も削ってしまう事になります。
そうするとタッチアップの上塗りを掛けた時に、
周りとの融合性が低下してしまうので、周りとの肌合わせを行うべく、パターンで模様を付けて再度下塗りを掛けて参ります。
下塗り塗料の乾燥までの間に
水漏れの原因箇所である笠木と手摺りの取り合い部分の補修を行います。
若干固定しているビスの緩みも見られましたので、その辺りも再度固定を行って、対策を採らせて頂きました。
その上でこの取り合い箇所にシーリングを施して参ります。
先ずはプライマーを入れてシーリングの密着性を高めていきます。
接合されている箇所と固定したビス廻りについてもその隙間から水が浸入してしまう恐れもあるので、全体的に覆い込む様にシーリングを充填し補修させて頂きました。 念の為、これら取り合いとなるベランダ全てにある手摺りとの接合部をシーリング補修致しました。
最後に上塗り塗料を掛けて完了となります。 色は現地で調色し、出来る限り補修した部分が目立たない様調整致しました。 真下から見るとうっすら四角い補修塗装を行った部分は感じられますが、或る程度は目立たなく仕上がった印象です。
遠目に見るとこの様な感じで、当然膨れの解消は図れたと共に、
出来上がりとしても補修跡は違和感なく周りと馴染んだ印象です。
お客様にもご覧頂き、補修跡が全然わからなくなったと仰って頂けました。
私たち街の外壁塗装やさんでは、この様な部分的な補修工事も含めて、塗装工事全般をご対応させて頂いております。 尚、今回の補修工事は材料費も含めて税込50,000円で施工させて頂きました。 皆様も是非ご参考にして頂き、お気軽にご相談頂ければと存じます。
記事内に記載されている金額は2024年10月25日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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