
四街道市四街道で
建物外付けの鉄骨階段に一部で錆びが発生してきてしまったとのご相談を頂き、先ずは無料点検調査にお邪魔させて頂きました。
実は
鉄部塗装をされてから、さほど年数を経過していないとの事で、確かに現状と致しましても部分的に錆びの発生は見られるものの、それ以外の場所については或る程度状態を維持されている状況です。
錆びの発生箇所については、恐らくその部位に水が入り来んでしまっている事が推測され、その箇所の手当も含めたメンテナンスが必要となります。 そこで今回は、
錆びの発生に箇所に特化した部分補修塗装と水の入る可能性が考えられる場所のシール補修工事で施工を進めて行く事となりました。
使用材料
日本ペイント ファインシリコンフレッシュⅡ

先ずは
現地調査において鉄骨階段の現状の確認となります。
塗装を実施されてから未だ5年を経過していない様ですが、ご覧の様に
一部に錆びの発生が見られます。
特に建物の正面部分になりますので、
少々目立つ事からも鉄部塗装メンテナンスのご相談を頂いた次第です。

この様に
部分的に破断している状況で、その錆汁も鉄骨階段の側面のささらの部分を伝っている様子が窺えます。
この症状は外側の雨当たりはは勿論ですが、階段の内側から水による影響を受けている事も想定され、それらも含めた手当てが必要となります。

この階段のステップに防滑シートが貼られておりますが、それと
ささらの取り合い箇所にも錆び症状が見られ、この様な箇所が複数ありこの辺りから水が入り込んでしまっている事が原因の一つと推測されました。

さらに
ステップ材の継ぎ目の方にも開口している状況が見られました。
今回先程も申し上げた通り、未だ塗装を行ってからさほど年数も経過していないので、
症状の出ている箇所に特化した鉄部塗装、それと併せて取り合い箇所のシーリング補修を行う事でご提案させて頂き、施工を進めて行く事となりました。

作業の方は手始めに
錆び発生箇所のケレン作業から行わせて頂きます。
カワスキなどを使用して爆裂症状を来たしている部分をそぎ落として参ります。

未だ錆びの症状は発生していませんが、
膨れの出ている箇所も見受けられ、それもケレン剥離を致します。 その錆びの全てを落としきる事は出来ませんが、最終的にはやすり等を活用して
落とせる範囲で錆びの除去作業を行わせて頂きました。

正面の部分を始めとして、
階段内側の取り合い箇所や手摺りの一部にも錆び症状が有りました。
それらも含めて不具合箇所については全体的に作業させて頂いております。

塗装工程の始まりは下塗り作業からスタートします。
下塗り塗料は日本ペイント、ファインプライマーⅡを使用させて頂きました。
錆びの抑制機能も有している鉄部塗装専用下塗り材となります。

部分的な塗装施工の場合、調色を行って既存の色と合わせて塗装致しますが、厳密に言うと若干の色違いは生じてしまいます。 どうしても正面は通りからも目に付きますので、
正面のささらについては全体に塗装を掛けさせて頂きました。

そして
各所取り合い箇所のシーリング補修に進んで参ります。
異なる建材との接合部や鉄材同士の溶接部も含めてのシール補修です。

階段の
ささらとステップ材の継ぎ目の部分は上から下まで全体にシーリング補修を行わせて頂きます。
当該箇所は特に水の入り込みが懸念され、錆び症状の一因とも考えられるので、耐久性の面からも重要な箇所になります。

最後に
主剤塗料のファインシリコンフレッシュⅡで塗装の仕上げとなります。
こちらも日本ペイント製の弱溶剤塗料で、鉄部塗装において活用する機会の多い塗料となります。

主剤塗料も2工程掛けさせて頂き、無事鉄部補修施工の完了となりました。
調色も上手くいった様で、周りの既存部とも全く違和感なく馴染んで、綺麗に仕上がった印象です。

開口となっていたステップ材の取り合い箇所の方も施工完了です。
こちらも
開口部にシーリング、その乾燥後に調色した主剤塗料を掛けて同じ様に仕上げさせて頂きました。

お客様にも見て頂き喜んで頂く事が出来ました。
私たち街の外壁塗装やさんでは、全体施工は勿論、今回の様な不具合化に特化した部分施工の方もご対応致しております。 大小問わず塗装の事でしたら何なりと承れますので、ご検討されている皆様も是非お気軽にご相談頂ければ幸いです。
記事内に記載されている金額は2025年03月02日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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