千葉市若葉区貝塚にお住まいのN様邸にて行った外壁塗装工事の様子をご紹介致します。
「屋根が汚れてきたので塗装工事を検討している。」と、お問い合わせをいただいたのが当初のきっかけでした。屋根の調査を実施し屋根塗装工事を施工するにあたり足場が必要になる旨をお伝えしたところ、足場が必要になるのであれば外壁のメンテナンスも併せて行いたいとの事で外壁調査のご要望をいただきました。
N様邸はALC外壁になり、調査を行うと塗膜の剥がれによるチョーキングが発生していました。チョーキングは塗り替えのサインになり、塗膜が剥がれてしまいますと防水性や耐久性が低下してしまいますので外壁塗装工事をご提案したところ工事のご依頼をいただきました。
(併せて行った棟板金交換工事と屋根塗装工事の様子はこちら) 外壁塗装工事にて使用する塗料は日本ペイント株式会社の
パーフェクトトップになります。パーフェクトトップはコストパフォーマンスに優れており、シリコン塗料とほぼ同価格で耐用年数はシリコン塗料以上フッ素未満と言われております。お手ごろな価格で長めの耐用年数をお考えの方にお薦めの塗料になります。
外壁塗装工事の費用につきましては、総二階・25坪までですと税込657,800円から対応致しております。使用する塗料や建物の形状により工事費用が異なりますので詳しくは私たち街の外壁塗装やさんまでお気軽にお問い合わせください。
使用材料
日本ペイント パーフェクトトップ ND-011
外壁の点検の様子です。外壁はALC外壁になります。 ALC外壁は塗膜で保護されており、太陽光や紫外線、風雨や塵埃等の外的影響を受けて塗膜が剥がれてしまいます。剥がれると防水性が低下してしまいます。防水性が低下すると雨水を吸収しやすくなりますので汚れが付着しやすくなります。 塗膜が剥がれてきますと劣化症状として粉状になり、直接手で触ると手が外壁の色が付着します。この劣化症状をチョーキング現象と呼び、塗膜が剥がれてきている事を意味しますので塗り替えのサインになります。 チョーキング現象は塗料の劣化が原因になり、塗料に含まれている合成樹脂が分解され粉状になった顔料が表面に浮き出てくるので手で触ると粉状のものが手に付着するのです。
ALC外壁の塗膜が剥がれると防水性が低下してしまいます。 防水性が低下すると雨水を吸収しやすくなりますので水分を好む苔が発生してしまう原因やサッシ廻りに付着した汚れが雨水で流れて雨垂れの原因になります。防水性の低下により汚れの付着や苔の発生は美観を損ねるだけではなく耐久性の低下に繋がります。 苔の発生は、特に日照時間が短く陽当たりの悪い北面に顕著に見られます。外壁の防水性の低下は耐久性の低下に繋がりクラック等の原因になりますので定期的にメンテナンスを行う事でお家の寿命を延ばす事に繋がります。
また、外壁は四季の寒暖の差や様々な天候の影響により膨張と収縮を繰り返しているので、負荷が掛かります。負荷に耐えられなくなると傷みの原因になりますのでN様に調査のご報告をし外壁塗装工事のご提案をしたところ工事のご依頼をいただきました。 外壁塗装工事の費用につきましては、総二階・25坪までですと税込657,800円から対応致しております。使用する塗料や建物の形状により工事費用が異なりますので詳しくは私たち街の屋根やさんまでお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装工事の様子です。 外壁塗装工事は先ず、旧塗膜や汚れを除去するため高圧洗浄にて洗浄作業を行い、丁寧且つ確実に洗い流していきます。 塗装工事では高圧洗浄を行わないと新しい塗料が密着せず、塗料の耐用年数に影響してきます。旧塗膜や汚れが付着したままですと耐用年数が短くなってしまう事が懸念されますので高圧洗浄作業は必ず行います。
洗浄作業の際は外壁だけではなく雨樋や軒天、玄関ポーチなど洗浄できる部分は洗浄していきます。 建物の高所から水圧を調整しながら行い全て洗浄が完了しましたら洗浄作業の工程は完了となります。
洗浄の工程が終わりましたら、外壁の目地にシーリング材を増し打ちしていきます。 外壁を塗装する塗料と同様にシーリング材も耐久性の良いものを使用していきます。 新しいシーリング材は長期耐久型ハイクォリティシーリング材のオート化学工業のオートンイクシードを使用致しました。オートンイクシードは特殊高耐久ポリマー「LSポリマー」を配合する事により、これまでにない耐久性、耐候性を実現した長寿命のシーリング材になります。耐用年数15年超の塗料以上の寿命を持つシーリング材で、その寿命は20年超とも言われており、長期に渡り大切な建物を守ります。
洗浄作業後、外壁が十分に乾燥しましたら目地に接着力を高めるためのプライマーを塗布していきます。 プライマーの塗布はシーリング材の接着力を高めるための重要な工程になりますのでシーリング材を充填する際には必ず塗布します。
プライマーを塗布しましたら、専用のカートリッジで充填していきます。
シーリングを充填しましたら、専用のヘラで中に空気が入らないように押し込みながら均していきます。 側面への密着度を上げるためでもあります。雨漏りしやすいサッシ廻り等も同様の作業を行いシーリング増し打ちの工程は完了になります。
養生作業の様子です。
塗料が飛散したり、跳ねたりして汚れてしまわないようにする為、マスカー(ビニールシート)等で塗料が付着してはいけない箇所に養生をしていきます。細かい隙間や境目もマスキングテープ等で塞ぎ塗料が入らないようにしていきます。 養生の工程は、塗料による汚れ防止の他、仕上がりを左右する重要な工程でもあります。塗る部分と塗らない部分を明確に分ける事で作業効率も上がります。
養生作業が完了しましたら下塗りの工程に移ります。 中塗り、上塗りには日本ペイントのパーフェクトトップを使用致しますので下塗り塗料には仕上げ塗料と同じくパーフェクトシリーズのパーフェクトサーフを使用致します。 パーフェクトサーフは窯業系サイディングボード改修用下塗材として販売されており、窯業系サイディングに適しているとされていますが、ALC外壁やコンクリート、モルタルなど幅広く使用できます。
外壁塗装工事は主に下塗り、中塗り、上塗りの3回の工程で塗装を行います。 下塗りの工程は外壁に仕上げ塗料を密着させる重要な役割を果たします。外壁は凹凸がありますので専用のローラーでムラなく丁寧に塗り込んでいきます。 細かい部分は刷毛を用いて塗り残しが無いように確認しながら作業を進めていきます。
パーフェクトサーフは、やや粘り気のある白色の塗料になります。臭いは水性でもありますので殆ど気になりません。 また、ホルムアルデヒド放散等級F☆☆☆☆(フォースター)を取得しておりますので安全性にも配慮された下塗り塗料になります。
中塗り・上塗りにて使用する塗料は日本ペイントのパーフェクトトップになります。 パーフェクトトップはコストパーフォーマンスに優れシリコン塗料とほぼ同価格で耐用年数はシリコン塗料以上フッ素未満と言われています。
お手ごろな価格で長めの耐用年数をご希望の方にはお薦めの塗料になります。
中塗りの様子です。 下塗りの工程が終わりましたら十分に乾燥させ中塗りの工程を行います。 中塗り・上塗りに使用したパーフェクトトップの色はN様ご希望のND-011になります。中塗りの工程も専用のローラーで塗布していき、細かい部分は刷毛を使用して丁寧に塗っていきます。
上塗りの様子です。 中塗りの工程後、仕上げ塗りの2回目の上塗りを行い塗膜を厚く強固なものにします。 塗料メーカーでは殆どの塗料の仕上げ塗りを2回行うように指定されています。メーカーが指定した回数を塗らないと色褪せも早くなりますし、耐用年数も短くなります。
付帯部の塗装の様子です。 外壁塗装工事を行なう際には外壁以外の付帯部と呼ばれる破風板や軒天等の塗装も行います。 建築資材の殆どは塗膜で保護されておりますので付帯部も塗装する事により耐久性の保持に繋がり、美観の維持にも繋がります。
付帯部の塗装は2回塗りになります。 雨戸や戸袋、霧除けも付帯部になりますので破風板や軒天などと同様に2回塗りを行い丁寧に仕上げていきます。 下塗りの上に仕上げの塗装をムラの無いように行い綺麗に仕上げていきます。
ベランダ床面のトップコート塗布の様子です。 ベランダの床面は、傷みが進んでいるようでしたら防水層に影響が出てしまい雨漏りに繋がりますので防水工事が必要になりますが、それほど傷んでいませんでしたので今回はトップコートの塗り替えになります。 トップコートと防水層の密着性を高めるためのプライマーを塗布し、完全に乾燥させましたら1回目のトップコートを塗っていきます。
ベランダの床面を仕上げるためトップコートを2回塗りしていきます。 外壁や付帯部の塗膜と同様に塗り重ねる事で耐久性の高い塗膜を形成できます。 既存の床面の色は緑でしたが、外壁に近い色をご希望でしたのでグレーにて仕上げました。グレーはどんな色にも調和しやすいニュートラルな色になりますので、どんな建物に使用しても支障なく馴染み重宝される色と言われています。
全ての塗装が終わりましたら、塗り残しが無いか確認しながらタッチアップを行い、お客様お立会いの元、確認をいただきましたら外壁塗装工事が完了となります。 色褪せていた外壁でしたが綺麗に仕上がったと大変満足していただきました。 私たち街の外壁塗装やさんでは引き続き新型コロナウィルス対策を行っており、飛沫感染のリスクを防ぐため必ずマスク着用でお伺いさせていただいております。ソーシャルディスタンスを徹底し、お客様やスタッフの安全管理を徹底致します。
外壁塗装工事を施工させていただいてから1年が経過致しましたので定期点検(1年点検)にお伺いさせていただきました。 当社では工事後の定期点検を実施し、安心のアフターメンテナンス体制で責任を持ってしっかりとサポートさせていただいております。
外壁塗装工事の定期点検は、塗膜の剥がれや膨れが発生していないか外壁全体の点検を行います。 塗装工事では下地の調整や下塗りの工程に不備があると工事完了後に塗膜が剥がれたり膨れてしまう事がありますが、丁寧且つ確実に施工した事により不具合は無く塗料の艶もしっかりと維持されており問題の無い状態でした。
続いて雨樋等の付帯部の点検の様子です。付帯部の塗装も外壁と同様に塗膜の剥がれや膨れは無く問題はありませんでした。 外壁の塗装は勿論の事ですが、付帯部は外壁と比較すると劣化が早い部分になりますので定期的に確認する事が重要になります。
N
様に点検のご報告をし、特に問題は無かったことをお伝えし定期点検は終了となります。 次回の点検は、隔年点検の3年点検になり2年後の点検になります。
安心のアフターメンテナンス体制で今後も責任を持ってしっかりとサポート致しますので引き続きどうぞ宜しくお願い致します。
記事内に記載されている金額は2023年12月27日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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