連日でご紹介させていただいております世田谷区の外装リフォームですが、本日は屋根塗装をご紹介いたします。
先日のブログでは塗装前の高圧洗浄の様子をお伝えしました(高圧洗浄はこちらをご覧ください)。本日は引き続きまして実際に塗装を行います。
屋根塗装では、そのまま塗装をするとスレートの重なり部分が塗料で閉塞し、内部に水分が滞留してしまいます。そうなると傷みを早めることになりますし、また毛細管現象によって雨水を内部に引き込み雨漏りさせてしまうケースもあります。それを防ぐために、タスペーサーを使って縁切りを行います。タスペーサーをスレートの重なり部に挿入し、適度なスペースを作り、塗料による閉塞を防ぎます。
ルーフマイルドシーラーを使って下塗りを行います。下塗りは、塗料と下地を密着させるために行います。また、劣化が進んだ屋根を塗る場合は塗料を必要以上に吸い込んでしまいますので、それらを防ぐためにも下塗りは必須です。下塗りが終わった後、ルーフマイルドSiで中塗り、上塗りと重ね塗りをして仕上げます。
それでは屋根塗装のビフォーアフターをご覧ください。左写真が点検時に撮影した塗装前の屋根です。色褪せが目立ち、ところどころ白っぽくなっている箇所もあります。それに対して右写真が塗装後です。撮影した日はあいにくの曇り空でしたが、それでも艶が出ているのがお分かりいただけるでしょう。屋根の色も変わったのでお住まいのイメージチェンジにもなりましたね! また、景観の変化だけでなく塗料の有する耐候性や防藻性が回復しましたので、これからは安心してお過ごしいただけます。
屋根は大切なお住まいの一部であるにもかかわらず、ご自分で状態を確認するのが困難です。そのため、気が付かないうちに塗装が劣化し、屋根材までもが傷んでしまうことがあります。そうならないためにも専門業者による定期的な点検を心がけましょう。
記事内に記載されている金額は2021年06月08日時点での費用となります。
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