築35年、去年の10月ごろに漆喰工事を行ったという君津市のお客様邸で雨漏りの相談を頂きました。 漆喰工事の際に何か不備があったのではないかと不安にされていましたので雨漏りが起こっている真上に上がり調査開始です。
台所の天井に大きなシミが出来てしまっています。真上は下屋のセメント瓦です。10数年前に一度屋根塗装をしたみたいです。 前回は他の業者に施工してもらったそうですが、漆喰に問題があるのか点検させていただきます。
漆喰工事は大屋根、下屋共にされたそうですので、もし何か不備があれば大屋根の点検もさせていただきます。 防水紙の状態を確認するため、セメント瓦を1枚ずつ取っていきます。
綺麗な防水紙が敷かれています。これは雨漏りが起きてすぐに漆喰を施工した業者に問い合わせたところ応急処置として補修をしてもらったそうです。補修後は雨漏りしてないそうですが、問題はまだあります。 防水紙は雨漏りの箇所しか張られておらず、途中で切れていました。すると新規の防水紙の場所には雨漏りは起きませんが既存の防水紙へ廻り,破れている所から漏水してしまいます。 実際防水紙の角には破れがありました。原因はこの破れもあるでしょう。この問題を解決するには経年で防水紙がほかにも破れている箇所があると考え、瓦の葺き直し、防水紙の張替を提案いたしました。残念ながら前回の漆喰は施工し直さなければなりません。
調査後に雨漏りが起きてしまったら元も子もありません。しっかりと瓦を並べ直し調査は終了です。 今回は他の業者でしたが、施工してからそこに関わる場所に異常があれば手間も金額も大きくなってしまいます。 隅々まで点検、確認して最善の提案をさせていただきます!
記事内に記載されている金額は2021年06月02日時点での費用となります。
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