屋根塗装もできないのでは?と考えるほど傷んだスレートやセメント瓦を塗装可能な状態まで補修する塗料、ベスコロフィラー
私達がお住まいの点検にお伺いした際、「これまで全く手入れが行われていないスレート(カラーベスト・コロニアル)屋根やセメント瓦屋根」「ここ十数年は手入れが行われていなかったスレート屋根やセメント瓦屋根」に出会うことが多々あります。
屋根塗装をご要望されていても、はっきりと耐用年数が期待できない場合は、街の外壁塗装やさんとしてはお断りしています。
しかし、劣化したスレートやセメント瓦を甦らせる下塗り材、ベスコロフィラーが登場し、このようなケースは大幅に減少しました。屋根塗装が可能かどうか微妙な状況だったスレートやセメント瓦も、問題なく塗り替えることができるようになったのです。
長い文章のページとなっていますので、内容を動画でもまとめています。動画で見たいという方はこちらをご覧ください!
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1. 特殊カチオン系樹脂塗料で塗装面にしっかりと付着します
カチオン系塗料はプラスの電荷を帯びています。それに対してカラーベストやコロニアルのようなスレートやセメント瓦はマイナスの電荷をもっているためカチオン系塗料は電気的に優れた結合力が働きます。
また樹脂の付着力と併せてより高い付着力を発揮することも可能です。
カチオンとはプラスの電荷を帯びた原子及びその塊のことを指します。あらゆる物質は電気的にプラスやマイナスに偏っているものも多く、プラスの電荷を帯びた物質をカチオン型と呼びます。
反対にマイナスの電荷を帯びた物質はアニオン型と呼ばれています。プラスとマイナスは引きあう性質を持っているため、これを利用して塗料を塗装面に密着させる技術も発達しています。
2. 肉痩せしたスレートを圧倒的に優れた目止め効果で復活させます
スレート材は表面に化粧(塗装)を施されています。しかしこれも経年と外部的な要因によって徐々に薄くなっていきます。
スレートの表面は最終的に塗膜が剥がれてしまい、肉痩せと言われるような元の状態より痩せてしまうこともあります。
そんな肉痩せしたスレートでもベスコロフィラ―を使うことで表面にできた細かい穴や凹凸を埋めて目止め効果を発揮し、本来の厚みを取り戻すことができるのです。
3. シーラーレスフィラー
ベスコロフィラ―は下地調整機能を持つフィラーと仕上げ用塗料との密着性を高めるシーラーの機能が1つになった下塗り塗料です。
ベスコロフィラ―を塗装面に塗ることで下地調整と下塗りが1回の工程で完了するため工期の短縮につながります。
フィラーとシーラーの違い
フィラーの語源は英語のfillerで、「満たすもの、埋めるもの、詰めるもの」という意味です。塗装工事においてフィラーはその名前の通り表面の細かい穴や凹凸を埋め、塗装面を平坦にします。
シーラーの語源は英語のsealerで、「密封するもの、封印するもの」と言う意味です。塗装工事においてシーラーはその名前の通り仕上げ用塗料と塗装面を密着させる効果があります。
4. 生まれ変わった光沢が屋根に広がります
新築時の屋根や屋根塗装を施した直後の屋根は塗料によって真新しい光沢が広がります。
光沢や艶のある表面は触ればツルツルしています。そのため汚れが付着しても落ちやすくお手入れの手間も省けます。ただし艶なし塗料でも汚れの落ちやすい塗料はあります。
そして下塗り塗料であるベスコロフィラ―の上に仕上げ塗料を重ね塗りすると驚くほど光沢のある艶になるのです。
高性能なのに価格は一般的な下塗り材やシーラーとほぼ一緒でコスパ抜群
シーラーレスフィラーとしてご紹介したようにシーラーとフィラーの機能を併せ待つベスコロフィラ―ですが2つの機能を持つため価格も高いのではお考えになるかもしれません。しかしベスコロフィラ―の価格は一般的なシーラーとほぼ一緒なのです。
塗料の価格というのは一般的には塗料の性能が良いほど高くなります。しかしベスコロフィラ―は高性能でありながら価格はそのままと従来のフィラーの常識を覆したような塗料なのです。これだけでもベスコロフィラ―を選ばない理由はありません。