本日ご紹介いたしますのは、品川区で行った倉庫改修工事の事前点検です。お問い合わせのきっかけは雨漏りということですが、建物全体が古くなっているので点検で発覚した不具合も一緒に補修したいとのことです。
まずは小屋裏の状態を確認します。小屋裏で雨水がどこから屋内に浸入しているか判断し、それから外部を確認します。しかし、写真からおわかりいただけるように雨漏りしている箇所は一箇所ではありません。右写真の中央にある赤丸は雨漏りによって作られた染みです。これにより雨量が多いとかなり雨水が入り込んでいることがわかります。
続いて屋根の状態を確認します。長い年月メンテナンスをしていなかったということですので、塗膜も薄くなっており屋根材自体も傷んでいます。雨漏り箇所が多数あるのは屋根材全体がすでに限界を超えているからです。屋根材がめくれている箇所もありました（右写真）。雨漏りを改善させるには屋根材を新しくするために屋根葺き替え工事が必要になります。
外壁を見ていきます。屋根ほど状態は悪くありませんが、外壁材が剥がれそうな箇所が数箇所見られました（左写真）。また塗膜も劣化しているので外壁塗装を行う必要があります。軒天や破風板にも傷みが出ていますので、こちらもメンテナンスしなければなりません。 今回の点検から外壁に関しては外壁塗装が必要と判断できました。また、屋根は屋根材だけでなく、下地も傷んでいましたので部分的な補修ではなく屋根葺き替え工事をご提案いたしました。 倉庫も住宅と同様に定期的な点検とメンテナンスが長持ちさせる秘訣です。長い目で見て費用面も抑えられますので、悪い箇所が無くとも定期的に点検を行いましょう。外壁塗装センターでは点検、お見積りまで無料ですのでお気軽にご連絡ください。
記事内に記載されている金額は2021年06月15日時点での費用となります。
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