銚子市の築11年ほどのお客様邸ですが、屋根塗装の必要性について少々疑問を持たれているようです。雨漏りをしていない、何か問題があるわけでも困っているわけでもないが、果たして屋根塗装をする必要があるのかとご相談を頂きました。飛び込み営業の方に塗装をした方が良いと提案を受け悩まれたそうです。
築11年となると屋根塗装はしておいた方が良いというご提案を致します。苔が発生している事が見て分かるかと思いますが、屋根材の新築当時の塗膜が劣化し水分を含み苔を繁殖させています。苔や日当たりの悪い場所では藻も発生しますが、放置しておくと屋根材自体が脆くなり、いざ工事をしようと考え足を踏み込むと割れてしまう恐れも出てきます。屋根材の白い部分はすっかり表面の塗膜が無い場所ですので苔の次の発生源にもなります。
棟板金自体には錆が見られませんが、固定している釘は抜けかかり浮いてしまっています。強風により棟板金が飛んでしまう可能性もありますので塗装工事と違いますが、ビスでの再固定するなどメンテナンスだと思います。
屋根材自体が劣化し始めると塗装工事をしたとしても弱く割れやすい屋根のままにもなります。割れは1箇所発見しましたが何よりも傷む前に手を入れることで次回の費用を抑える事にも繋がります! 梯子を下りる際に目に入りましたが破風板の釘打ちの割れが進行し広がっていました。屋根塗装もしておくべきですが、外壁や付帯部のメンテナンスも考慮に入れるべきかと思いご説明・ご提案致しました。引き続き外壁も合わせ点検を行っていきます!
記事内に記載されている金額は2021年05月31日時点での費用となります。
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