市川市にお住まいのお客様は屋根の形状が、瓦棒屋根の一部がパラペット仕様になっていました。屋根は瓦棒屋根で、棟から軒先まで一枚板による造りで一番雨漏れの少ない屋根形状です。しかしパラペットによる雨押えで、納めてあるため大きな雨樋上の板金があります。塗装のメンテナンスがされていなく錆が出ているため、漏水して下地まで劣化が進んでいる状態でした。
お客様の一番のお悩みはモルタル仕上げの外壁が剥がれ落ちてくることです。まずはお悩みを解決することが先決ですので、パラペットのモルタル部分を解体し、下地である貫板の劣化した部分の補修を致しました。貫板は主に杉板を主としています。日本でどこでも育ち、真っ直ぐ育つため木材加工品として一番流通していることから、値段も安価に購入出来ます。育ちが早いため丈夫さは木材の中でも中間程度でしょう。芯がない板状に加工されたものは水分で劣化しやすいため水廻りには向いていません。
外壁下地には、ラスカット材(株式会社ノダ)を使用いたしました。ラスカット材は外装内装下地材として市販されている資材です。表面に特殊加工された凹凸が付いているベニヤで、そのまま左官仕上げが可能です。初めから表面に防水性があり、防火性もあります。今回はパラペットの重量を下げるため使用し、防水性を高めるため、表面を塗装仕上げに致します。これでお客様のお悩みであるモルタルの剥がれ落ちは二度と起こらないでしょう。
軒天に当たる部分もモルタル仕上げになっていたため、下地の劣化により重量に耐えられなくなり剥がれ落ちてしまいました。今回は5ミリのケイカル板をボンドを併用して設置いたしました。下地がある程度悪くなっても重量が少ないため落下の心配はありません。ケイカル板は石灰質を原料とし、圧縮成形されているため劣化しにくく水分にも強いため、水廻りの下地や軒天などによく使われている資材です。外部に使われるものにはより防水性を高めるために塗装をします。軽量化と防水性に適している資材によりお客様のお悩みを解決しました。
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記事内に記載されている金額は2017年08月13日時点での費用となります。
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