部分的に外壁の色を青色にしたい!というご要望をいただき、カラーシミュレーションを作成いたしました。部分的とは玄関ドア回りと2階窓回りにある木目調のサイディングのことでした。
青と申しましても本当に色々ございます。色というのはとても奥が深く、青色は何色ありますと数字で表すことも困難なほどです。
ここで少々色のお話に触れてみたいと思います。
色には三属性があり、どんな色でも「色相」・「彩度」・「明度」の3つの要素を含んでいます。
一つ目の「色相」とは、赤、黄、緑、青、紫のように、それぞれ区別される色合いのことを指します。
「彩度」・「明度」に関しては、わかりやすく画像でみてみましょう。
下記をご覧くださいませ。
彩度は色の鮮やかさのことを言います。彩度が高い場合はより鮮やかに派手に発色します。その逆で彩度が低い場合はグレーに近い色で地味な感じになります。
元画像

彩度が高い場合

彩度が低い場合

明度は明るさと暗さを表します。明度を上げると白っぽくなり、明度を落とせば暗くなります。
元画像

明度が高い場合

明度が低い場合

玄関周りの木目調サイディングのカラーシミュレーション
今回、屋根カバー・外壁塗装工事をする上で、木目調のサイディングを青色に塗りたいということで、最初にご要望あった青色が「H75-20L」でした。
実際に外壁塗布する時は色見本帳より明るく発色するので、カラーシミュレーションを作成するときは若干、明度・彩度を高めに設定します。
青色の外壁 H75-20L


上記カラーシミュレーションをご覧になられて、「青色が明る過ぎるので、もう少しトーンを落とした青色に」という修正依頼が入りました。
日塗工の色見本帳を見ながら上記の青よりもトーンを下げた青色を探します。青というよりネイビーに近い色でしょうか。
その際、上記に挙げた「色相」・「彩度」・「明度」を調節して見本帳の色に近づくようにして色を整えていきます。
青色の外壁 72-30H


青色の外壁 75-20D


お客様の思い描いている「青色」に近づいていたら嬉しいです。
色の表現って面白いですが、私にはまだまだ難しかったりします。
こんな色がいいな・・と思うお客様側と、こんな色がお好みかしら?と作る側のイメージが一致しなければなりません。
街の外壁塗装やさんでは、お客様がご納得いくまで外壁の色選びにお付き合いさせていただいております。
お仕事でお忙しい方などはメールでのご対応も可能でございます。
外壁塗装の際はどうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。スタッフ一同お待ち申し上げております。

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