先日、千葉市中央区にお住いのお客様より、築10年目を期に屋根塗装を考えているので、屋根を点検していただき必要な工事の見積りを出してもらいたいとのご連絡をいただきました。
数あるサイトの中からお問い合わせをいただきまして誠にありがとうございます。早速屋根の状態を見てみましょう!
築10年目の屋根の状態(汚れ・苔・カビ・藻の発生)


まずは屋根の状態からです。
築10年ほど経過すると、苔や藻、頑固にこびりついた埃や汚れが付着しています。北側にある下屋部分は、陽が当たりにくいせいか苔や藻の発生が目立ちます。苔や藻は微生物ですので水分がないと生きていけません。増殖していくのはそこに水分が留まっている証拠ですので、屋根材にとって良い事は一つもないのです。少しずつ傷みが進行していきますので、早めお手入れが必要になります。
築10年目の屋根の状態(釘浮き・ヒビ)


他にも、棟板金の釘浮き、ひび割れも何ヵ所か発見できました。
釘浮きの原因は、長い間、雨風に晒されていることが挙げられます。ではどうして釘が抜けてくるのか?棟板金内部の貫板の劣化・腐食が原因です。
強風の際に煽られ板金が飛散する可能性がございますので、屋根塗装前にしっかりと棟板金交換をすることになります。
そして下記画像をご覧ください。屋根の隙間に巣材らしきものを発見いたしました。巣立った後だったのか、鳥の姿は確認できませんでした。
皆様はご存知でいらっしゃいますでしょうか?
鳥の巣を発見したからといって「鳥獣保護法」により、むやみに巣を取り除くことはできないのです。巣の撤去ができるのは巣作りを始めた時です。巣に卵があったり雛のいる時の撤去は法律違反になるのです。
(*卵や雛のいる状態の撤去には、各自治体により内容が異なることもございますが、いずれにせよ許可が必要になります。)
春先は小動物も活発に活動し始めます。
鳥は、屋根や外壁にある隙間を見つけ、そこに巣を作ろうとします。その隙間にせっせと巣材を運び込みます。
可愛いだけではなく、糞や鳴き声など困ることも多くなりますので、対処としてはその隙間を塞ぐことをしなければなりません。
築10年目の屋根の状態(巣材の発見)



上記画像をご覧いただいてもお分かりの通り、屋根塗装というのは、ただ単に塗料を塗っていくことだけではなく、棟板金を交換したり、屋根材のひび割れを補修したりして、状態を整えてから初めて塗料を塗っていくことになるのです。
高い位置にある屋根の上の状態というのは、なかなか確認をすることができません。
実際に屋根に上ってみますと長い年月をかけて生じた不具合を多く発見いたします。それは雨漏りに繋がるものも多くございます。思いがけず鳥の巣を発見することもございます。
街の外壁塗装やさんでは、一軒一軒違う屋根の状態をしっかりご点検をし、必要な工事のご提案をさせていただきます。
記事内に記載されている金額は2018年03月07日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。