最近、雨漏りのお問合せを多くいただきます。
そのお問合せの中に、屋根塗装をしたら雨漏りは止まりますか?とのご質問がございました。
結論から先に申し上げますと、屋根塗装で雨漏りは直りません。止まりません!
もし止まったとしても一時的なものに過ぎないでしょう。
屋根塗装をすることの意味
何故、屋根塗装をしなければならないのか?
屋根は毎日紫外線に晒されており、雨風の影響を一番受けている場所ですので日々劣化をしていくことは避けられません。
適切な時期に屋根塗装をすることで、美観を維持するだけではなく、屋根表面を保護し劣化進行を食い止める役目を果たします。保護をすることで寿命を延ばすことに繋がるわけですね。
下記画像をご覧くださいませ。
しっかり雨水を弾いていることが分かります。屋根塗装をすることで撥水効果が蘇ります!


屋根塗装をしたら雨漏りが始まった?!
屋根塗装をしたら雨漏りが始まってしまったというお問合せを頂きますが、施工不良という場合が多く見受けられます。
スレートなどの屋根材には表面に隙間があります。この隙間は屋根材の下に雨水が侵入した際に排出する役割を果たします。ですが、屋根塗装の際にその隙間を塗料で塞いでしまうと雨水を排出する逃げ道がなくなってしまい、結果的に下地の腐食、最悪の場合は雨漏りに繋がるといわけです。
雨水の逃げ道を確保するためにはタスペーサーを挿入し隙間を確保いたします。
この処置を「縁切り」と言います。
一つ一つの工程をきちっと行わないと雨漏りに繋がる可能性が生まれてしまいます。
縁切りを行わない業者もあると聞きますので施工前、施工後の写真をきちんと確認するようにしましょう。


雨漏りに繋がる原因は実に様々
雨漏りに繋がる原因は実に様々です。
例えば、築10年が経過していたのならば防水紙や塗膜の経年劣化が原因かもしれません。
陸屋根の場合は防水機能が低下していることが原因かもしれません。
外壁から雨水が浸入しているのならば、シーリング(コーキング)が劣化していることが原因かもしれません。
1軒1軒お家の形が異なるように、雨漏りに繋がってしまった原因も様々なのです。
雨漏り箇所をそのまま放置をしていても改善することは100%ありません。
それどころか進行し続けますので、木部は腐食し金属部分は錆びてボロボロになってしまいます。
雨染みがある、ポタポタと音がする・・と気付いたその時が修理をするタイミングです。まずは点検・見積りを依頼して状態を把握することです。


これから関東地方は台風12号が上陸すると言われております。皆様のお家の状態は大丈夫ですか?
街の外壁塗装やさんでは、屋根塗装前の雨漏り修理もしっかりと対応させて頂きます。
どうぞお気軽にお問合せくださいませ。
記事内に記載されている金額は2018年07月26日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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