外壁や屋根の塗装の前には下地処理を行いますが、本日はその下地処理の一つ、ケレンについてご紹介していきたいと思います! ケレンは、サンダーと呼ばれる道具を使ったり、サンドペーパーや皮すきを使用して手作業で行ったりします。 ケレンを行う大きな目的としては、 1.前回塗装された塗料を落とす 2.鉄部の錆びを落とす 3.洗浄で落ちない汚れを落とす この3点です。 塗装はただ前回塗られた塗料の上に重ね塗りをしているわけではありません。 しっかりと前回の塗料を落とさなければ、新しく塗装する塗料がしっかりとした塗膜を形成できません。 塗膜を形成できないということは、塗料本来が持っている性能が発揮できないということです。 また、前回の塗料が付いたままの状態で塗装を行うと、新しく塗装してもすぐに剥げてしまいます。 いくら良い塗料で塗装しても、すぐに剥がれてしまっては意味がありません。 錆びや汚れの場合でも、同じ事が言えます。 そこで、私たち専門スタッフは、お客様のお住まいの塗装面の状況により、ケレンなどの下地処理を行います。 それでは、ケレンに使う道具をご紹介していきます!
【サンドペーパー】 いわゆる紙やすりです。 目の粗い紙やすりを使用して、手で作業を行います。
【皮すき】 錆び落とし以外にも、既存の塗装をはがす作業にも使用します。 ヘラ状のもので、仲間としてスクレーパーという道具もあります。 皮すきは上記以外の用途にも様々使え、現場では重宝する道具の一つです。
【スクレーパー】 皮すき同様、錆び落としや既存の塗装をはがす作業に用いる道具です。 皮すきよりも先端の刃が鋭利です。
【ワイヤーブラシ】 錆び落としや張り付いた頑固なコケ、カビなどを落とすときにも使用する道具です。 特に細かい部分のケレンを行う時に使用する道具です。
【マジックロン】 金だわしのようなケレンの道具です。 ワイヤーブラシよりも広い範囲のケレンに向いている手作業用のケレン道具です。
【サンダー】 電動式のケレン道具です。 円盤状のディスクと呼ばれるものを取り付けるタイプと、ペーパーを取り付けるタイプとがあります。 各メーカーにより様々なサンダーが開発されています。
ケレン1つでも状況によりこのようにさまざまな道具を使用します! お客様のお住まい1つ1つ下地の状況は異なりますので、最適な塗装ができるよう、日夜努力しています。 お住まいの外壁塗装・屋根塗装をお考えの方はぜひ外壁塗装センターまでご相談ください!
記事内に記載されている金額は2021年06月30日時点での費用となります。
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