流山市江戸川台に建てられているお建物は、築17年が経過し外壁に劣化のサインが出始めていました。外壁の塗装は検討してはいるが、工事の緊急性なども含め詳しくお聞きしたいとのお問い合わせでしたので、実際に現地の状況を見てご判断させていただ来ます。
本日は天気が良く風も弱かったのでドローンも使用して外壁の調査を行ないました。ドローンでは建物全体と地上からでは見にくい2F付近の部分を撮影しチェックを行ないました。
引きで見た感じですと特に大きな問題は見当たりませんでしたので、次は自分の目で外壁の状態を詳しく調査します。
建物の周りを1して、外壁を確認すると外壁には
チョーキングの症状が出ておりました。チョーキングはサイディングの表面塗膜の劣化による塗膜の粉化により発生します。
チョーキングが進むと徐々に塗膜が無くなっていきますのでサイディングが水を吸ってしまい、劣化の進行に繋がります。また、外壁の一部に汚れが溜まっておりました。コケやカビではありませんが、汚れが溜まっているということはやはり塗膜が劣化しているサインになります。
2F部分の目地シーリングは南面で日当たりが良い事もあり他の面に比べると劣化が進行していました。横目時の
シーリングには部分的に剥離がみられ、このまま症状が進行するとサイディングの裏に水が入り込んでしまう危険性があります。
外壁に設置された雨樋は、色褪せが目立ち元々の色よりも大分色が薄くなってしまっていました。
上記の症状から、たしかに外壁は劣化してはいますが今すぐにメンテナンスしなくてはならない状態でもないと感じました。シーリングの剥離は気になりましたので、そこまで先延ばしにしなければ問題ないと思われます。
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