我孫子市高野山にお住まいのお客様より、先日発生した地震の後に建物の点検を行うと、外壁に割れが発生しているので修繕を検討しているとご連絡をいただきました。
現地調査にうかがいました。建物は高台に建てられている木造2階建ての住宅です。道路から見える外壁はタイル貼りになっており、洋風でオシャレな建物という印象を受けました。お客様にご挨拶を行い、状況の確認をい行うと、先日の地震の後で外壁の確認を行ったらヒビ割れ多く見られたとのことでしたので、割れが発生している箇所にご案内いただきました。
先ずは、玄関の左上の部分ですが縦にヒビ割れが発生しておりました。お客様自身で、軽微な修繕は行われたそうですが補修の跡が気になっていました。タイルの補修は、専門の職人でないと難しいのでこういった修繕の場合ですと、お客様で直されるのは中々難しいです。また、外壁の2階部分ではタイルの目地が浮いてしまっていました。目地が浮いてしまうと、水の侵入やタイルの固定が弱まるなどの懸念がありますので、早めのメンテナンスが望ましいです。
建物裏側に回ると、1面がALCパネルになっておりました。築年数が経過しているのでALCの継ぎ目のシーリングには割れが多く見られました。他にも、地震の影響かALCに亀裂が入っている部分があり、亀裂の深さ次第では浸水のリスクもありました。割れがあると、断面から水の吸収をしてしまうのでALCの劣化にも繋がってしまいますので注意が必要です。
地震での被害の可能性が高くあり、地震保険にもご加入されておりましたので保険使用での工事のご提案をさせていただきました。
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