ガルバリウム鋼板は外装リフォームや新築工事において人気のある金属屋根材です。その特徴的な性質やメリット、デメリット、さらにはリフォーム方法について詳しく解説します。
まずはじめに、ガルバリウム鋼板が注目される理由の一つはその耐久性です。ガルバリウム鋼板は、鋼板に亜鉛とアルミニウムによるめっき層を形成することで作られています。このめっき層により、ガルバリウム鋼板は錆びにくくなります。錆びが進行することで鋼板の強度が低下する心配が少なく、長期間にわたって美しい外観を保つことができます。
また、ガルバリウム鋼板は非常に軽量でありながら十分な強度を持っています。そのため、施工時の取り扱いや設置作業が容易であり、建物の構造にも負荷をかけにくいのです。この軽量性は、作業の効率化にもつながります。作業現場での負担を軽減しながら、迅速かつスムーズな工事が可能となるでしょう。
ここ数年で金属屋根材のシェア率がかなり伸びた理由として、お住いの耐震性が重視されるようになったことが要因の一つとして考えられます。これまで広く普及していた瓦や
スレートと比較しても格段に軽量なガルバリウム鋼板屋根材は、地震による揺れの負荷を軽減してくれるのです。
さらに、ガルバリウム鋼板を選ぶ際の安心ポイントとして、多くのメーカーが製品にメーカー保証を提供しています。メーカー保証により、製品の品質や性能についての信頼性が高まります。もし万が一、何らかの問題が生じた場合でもメーカーが責任を持って対応してくれるため、利用者にとって大変心強い存在となります。
ガルバリウム鋼板の中でも取り分けて人気の高いスーパーガルテクトの保証では、塗膜の変色に15年、赤錆に20年、そして穴あきには25年というかなり長期間のメーカー保証が付けられています。
以上が、ガルバリウム鋼板の主な特徴です。耐久性や軽量性、さらにはメーカー保証といった特長を持つガルバリウム鋼板は、外装リフォームや新築工事において優れた選択肢となることでしょう。次は、ガルバリウム鋼板のデメリットについても見ていきましょう。
ガルバリウム鋼板屋根について検索をかけてみると、サジェスト欄には「後悔」という言葉が見受けられることもあります。その内容の多くが施工不良に悩まされたものであり、適切な施工ができていない業者もいるようです。
ガルバリウム鋼板製の屋根材製品はどれも高耐久のもので、しっかりとした施工がされていれば基本的には安心してお過ごしいただけるはずです。しかし、前述したように近年では軽量な金属屋根材へのリフォーム需要が高まり、それによって様々な業者が工事を請け負うような状態にもなってきています。その中ではガルバリウム鋼板の施工実績が少なかったり、メーカーが提示している規定を守らずに施工している業者も存在しており、施工不良の原因となってしまうようです。
後悔しない工事のためにお勧めなのが
相見積りを取ることです。複数社に見積りを依頼することで価格の比較であったり、担当者の対応からもその業者が信用できるかを判断することができます。
もちろん、街の外壁塗装やさんでは相見積りでのご相談も歓迎しております。後悔を無くすために、相見積りでの比較はかなり重要なのです。
ガルバリウム鋼板の特徴としては軽量性がありますが、金属屋根材のイメージとしては「雨音が強そう」というのも強いのではないのでしょうか。
ガルバリウム鋼板の製品であるスーパーガルテクトや横暖ルーフには屋根材と断熱材が一体型となっており、遮音性と断熱性が非常に高く評価されております。また、ディーズルーフィングは表面に石粒が吹き付けられた加工が施されているため、こちらも雨音をかなり軽減するのに役立ってくれます。
ガルバリウム鋼板を屋根カバー工法に用いるのであれば、屋根が二重になる関係で遮音性も必然と高くなりますので、金属屋根材特有のデメリットはほとんど解消できているのです。
では、ガルバリウム鋼板屋根はどのような方にお勧めなのでしょうか。
やはり耐震性の向上として選ばれることも多く、屋根材が傷んで葺き替えなどが必要になった場合にはお勧めができます。
高い耐久性を誇るガルバリウム鋼板ですので、しばらくは屋根のメンテナンスをしなくても済むようにしたいという方へもオススメです。
ガルバリウム鋼板屋根へのリフォーム方法としては、主に以下の2つの手法があります。
屋根カバー工事は、既存の屋根の上から新しい屋根材を被せる方法です。この手法を使えば、既存の屋根材を撤去する必要がなく、工期やコストを抑えることができます。ガルバリウム鋼板は軽量であるため、既存の屋根に負担をかけずに施工することが可能です。屋根カバー工事によって、ガルバリウム鋼板の耐久性や美観を手軽に取り入れることができます。
屋根葺き替え工事は、既存の屋根材を完全に撤去し、新たにガルバリウム鋼板を施工する方法です。この手法では屋根の状態を確認し、野地板や防水紙等の下地に必要な修繕や補強を行った上で、ガルバリウム鋼板を新たに葺き替えます。屋根葺き替え工事は、屋根全体を一新するため、雨漏り解消の面で最も効果的な方法です。また、既存の屋根材に問題がある場合や、断熱性や防水性を向上させたい場合にも適しています。
いずれの方法を選ぶにせよ、ガルバリウム鋼板の屋根へのリフォームは、耐久性や軽量性といったメリットを享受することができます。また、外観の美しさやメーカー保証といった利点も得られます。リフォームの際には、自身の予算やニーズに合わせて最適な方法を選ぶことが重要です。
私たち街の外壁塗装やさんではガルバリウム鋼板を使用した施工例が豊富にありますのでご安心ください。参考的な価格として、屋根カバー工法であれば約80万～150万円（足場代別途）となっております。
お見積もりの際はお客様のご要望もしっかりとヒアリングいたしますので、「ガルバリウム鋼板の屋根材を使用したい」や「屋根材の色を確認してみたい」などなんでもご相談ください！
記事内に記載されている金額は2023年06月20日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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