また、換気口やレンジフードなどの設備の取り合い部分も注意が必要です。こうした箇所は、気づきにくいものの、雨水が入り込みやすいポイントです。特に台風や大雨の際には、風によって水が押し込まれることがあります。
お伺いさせていただきまして、今回は雨漏りが生じてから数日が経過しているとの事で、赤外線カメラで調査いたしました。数日経過してしまうと雨跡が残っていることが少なくせっかくお時間をいただいて調査してもわからない場合が多くあります。
今回雨跡がなくてもある程度わかる赤外線カメラを使用し可視化してみると、天井などからではなく換気扇裏側部分に反応がありました。
換気フードからの雨漏りは、意外と多い問題です。
主な原因の一つは強風による吹き込みです。
換気フードの排気口は外壁と内壁を繰り抜いて取り付けられており、風が強いとそこから雨水が入り込むことがあります。
また、換気フードの種類によっても雨漏りのリスクが異なります。
プロペラファンタイプは壁に設置され、シロッコファンタイプはレンジフード内部に取り付けられていますが、いずれも排気路に問題があると雨漏りが発生する可能性があります。
雨漏りが放置されると、壁や天井の腐食やカビの発生など建物全体に悪影響を及ぼす可能性があります(>_<)
外部に原因がないのか確認した所、数年前に外壁塗装メンテナンスをしているようですが、元々の化粧トタンの劣化が進行している部分に塗装されており腐食穴の補修をしていなかったため、穴が開いている状況でした。
室内天井に雨漏り跡が残っていれば、外壁や屋根の懸念もありましたが、今回フード上部に雨仕舞が施されてい無いこととシーリング工事も無かったので、外壁にぶつかった雨水は吸い込まれるように穴に入ってしまったと考えられます。
赤外線カメラで室内側からも確認していますので、確実に外部に空いている穴部分が原因と考えられます‼
調査の結果から、雨漏り修理のご提案をいたしました。
外壁の取り合い部分は雨漏りが起きやすいポイントです。この部分は、異なる建材が接する場所であり、構造上の弱点となることがあります。
シーリング材が劣化すると、隙間が生じ、雨水が侵入しやすくなります。特に、窓枠やドア周りは注意が必要です。
取り合い部分の防水対策が不十分だと、雨水は建物内部に入り込み、室内のカビや腐食の原因になります。
これを防ぐには、定期的な点検とシーリングの打ち直しが重要です。特に台風や大雨の後は、早めに確認することをおすすめします！(>_<)
シーリング材が劣化すると、隙間が生じ、雨水が侵入しやすくなります。特に、窓枠やドア周りは注意が必要です。
取り合い部分の防水対策が不十分だと、雨水は建物内部に入り込み、室内のカビや腐食の原因になります。
これを防ぐには、定期的な点検とシーリングの打ち直しが重要です。特に台風や大雨の後は、早めに確認することをおすすめします！(>_<)
記事内に記載されている金額は2024年07月29日時点での費用となります。
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