シーリングは建物の防水性を高め、耐久性を向上させるための重要な役割を果たしています。しかし、時間の経過とともにシーリングは劣化し、さまざまな被害を引き起こす原因になります。
この記事では、シーリングの劣化がどのような症状を引き起こすか、またメンテナンスがいかに重要かについて、施工方法や費用、塗装の重要性、さらに長寿命化のためのコーキングやプライマーについて詳しく解説します!
この記事では、シーリングの劣化がどのような症状を引き起こすか、またメンテナンスがいかに重要かについて、施工方法や費用、塗装の重要性、さらに長寿命化のためのコーキングやプライマーについて詳しく解説します!
シーリングの劣化による主な症状
まず、シーリングの劣化が進行すると、以下のような症状が見られることが多くなります。
破断やひび割れ
シーリングは建物の外部にあるため、紫外線や雨風にさらされ、徐々に柔軟性を失います。これにより、シーリングが硬化し、最終的には破断やひび割れが発生します。
破断が発生すると、防水機能が失われ、建物内部に雨水が浸入しやすくなります(>_<)
破断が発生すると、防水機能が失われ、建物内部に雨水が浸入しやすくなります(>_<)
可塑剤の染み出し
可塑剤はシーリング材やゴム製品などを柔らかくするために添加される薬剤です。
しかし、長期間にわたり紫外線を浴び続けると、可塑剤が染み出してシーリングが硬くなってしまいます。この硬化現象が進行すると表面は汚れやすくなり、ひび割れや剥落の原因となることもあります。
しかし、長期間にわたり紫外線を浴び続けると、可塑剤が染み出してシーリングが硬くなってしまいます。この硬化現象が進行すると表面は汚れやすくなり、ひび割れや剥落の原因となることもあります。
厚みが減り、やせ細ってしまう
シーリング材は経年劣化により徐々に厚みを失い、目地や隙間が広がります。これにより、防水性が低下し、外壁や屋根の内側への水分の浸入が進行しやすくなります。
シーリングの劣化がもたらす被害とは…
シーリングの劣化を放置しておくと、建物全体に影響を及ぼす重大な被害が発生します!
雨漏りの発生
シーリングが劣化して破断や剥がれが生じると、建物の内部に雨水が浸入し、雨漏りが発生するリスクが高まります。特に屋根周りのシーリングが劣化している場合、屋内に直接雨水が侵入し、天井や壁が濡れてしまうことがあります。
内部材の腐食やカビの発生
雨水が建物内に侵入すると、内部材に腐食やカビが発生しやすくなります。これにより、建物の構造が弱体化し、リフォームや補修の必要性が増す原因になります。
塗装の剥がれ
シーリング劣化が進むと、塗装表面にも影響が現れます。塗装が剥がれることで建物の美観が損なわれるだけでなく、建物の外壁がさらされ、さらなる劣化が進行します。適切なタイミングでの塗装とコーキングは、このような被害を防ぐために重要です。
劣化したシーリングのメンテナンス方法
シーリングのメンテナンスにはいくつかの方法がありますが、代表的な方法について以下で紹介します。
増し打ち
増し打ちは既存のシーリングの上に新しいシーリング材を施工する方法です。
増し打ちの際は、プライマーをしっかり塗布することで接着力を高め、シーリングの耐久性を強化します。
増し打ちは費用が比較的安価で、施工時間も短く済むのが利点です。
増し打ちは費用が比較的安価で、施工時間も短く済むのが利点です。
打ち替え
劣化が進んでいる場合は、既存のシーリングを撤去して新たに打ち替える「打ち替え」が効果的です。
撤去打ち替えでは、まず古いシーリング材を完全に除去し、その後プライマーを塗布して新しいシーリング材を施工します。
撤去作業により施工費用や時間は増しますが、長期的な防水効果を得ることができますよ!
撤去作業により施工費用や時間は増しますが、長期的な防水効果を得ることができますよ!
表面処理とプライマーの塗布が大事なひと手間です
シーリング施工の際、プライマーの塗布は欠かせません。
プライマーはシーリング材の密着性を高め、表面とシーリング材との接着を強化します。また、表面の汚れや油分をしっかりと除去することも重要です。適切な表面処理とプライマーの使用によって、シーリングの寿命が延び、劣化しにくくなります。
プライマーはシーリング材の密着性を高め、表面とシーリング材との接着を強化します。また、表面の汚れや油分をしっかりと除去することも重要です。適切な表面処理とプライマーの使用によって、シーリングの寿命が延び、劣化しにくくなります。
適切なメンテナンスのタイミング
一般的にシーリングの耐用年数は10年とされていますが、これは環境やシーリング材の品質によっても異なります。劣化が早く進む場所として、紫外線の強い屋根や、雨が直接当たりやすい外壁部分が挙げられます。
定期的に点検を行い、必要に応じてメンテナンスを行うことが大切です。
定期的に点検を行い、必要に応じてメンテナンスを行うことが大切です。
5年ごとの点検、10年ごとの打ち替え
が適切なメンテナンスの頻度です。
シーリングの状態を確認してひび割れや剥がれがないかチェックし、シーリング材の経年劣化が進んでいる場合は、メンテナンスを検討するようにしましょう!
が適切なメンテナンスの頻度です。
シーリングの状態を確認してひび割れや剥がれがないかチェックし、シーリング材の経年劣化が進んでいる場合は、メンテナンスを検討するようにしましょう!
シーリングの耐久性を高める塗装の活用
塗装はシーリングの耐久性を高めるために非常に有効です。
塗装には紫外線をカットする効果があり、シーリングの硬化や可塑剤の抜け出しを防ぎます。
外壁塗装と併せてシーリングメンテナンスを行うことで、外壁の耐久性と美観を維持することが可能です!(^^)/
塗装には紫外線をカットする効果があり、シーリングの硬化や可塑剤の抜け出しを防ぎます。
外壁塗装と併せてシーリングメンテナンスを行うことで、外壁の耐久性と美観を維持することが可能です!(^^)/
外壁からの雨漏りを調査します!
板橋区東新町の物件を管理されている不動産管理会社様より「管理物件にて雨漏りが発生している為、現地確認を行っていただき修繕のお見積りをお願いしたい」とご相談をいただき調査にお伺い致しました。
私達「街の外壁塗装やさん」では、現地調査から必要工事のお見積り迄を無料にて承っております。
現地調査では、建物を徹底的に調査を行い建物の劣化状況の確認や雨漏りの原因箇所の特定を行い状態に応じたご提案を行わせていただいております!(^^)/
現地調査
現地調査の様子になります。雨漏りが発生している建物は鉄骨造3階建ての建物になります。
外壁はタイル貼りの外壁となっております。タイル張り外壁のメリットとしては、耐久性が高く、長期間美観を保つことが挙げられます。また、様々な色やデザインのタイルを選ぶことができ、建物の外観を自由にカスタマイズすることができます。
一方、タイル張り外壁のデメリットとしては、コストが比較的高いことや、タイル同士の隙間から水が浸入しやすく、メンテナンスが必要となる点が挙げられます。タイル張り外壁を選ぶ際には、適切なメンテナンスを行うことで、美しい外観を長く維持することが重要です。
先ずは、雨漏りが発生している室内の状況確認を行いました。雨漏りが発生しているのは、2階の居室になります。直近で雨漏りが発生したのが10月半ばの雨との事で雨の状況としてはゲリラ豪雨のような雨ではなく、しとしとと雨が降り続く様な雨で雨漏りが発生していたとのことです。
内装のクロスやボードには、雨漏りによって水が染み込んでしまい黒カビやクロスの剥がれが確認されました。水が染みている範囲は鉄骨に沿って水平方向に広がっており天井には染みが出来ていないことから壁面の打ち継ぎ目地から雨水が浸入していると考えられました。
外壁目地の状態確認を行うと目地に充填されているシーリング材には、接着面の剥離やシーリングの劣化によるひび割れが無数に生じておりました。
外壁目地のシーリングの劣化は、雨漏りのリスクを高める要因の一つです。外壁目地のシーリングが劣化すると、雨水が外壁の隙間から侵入しやすくなります。
特に外壁の目地部分は水がたまりやすい箇所であり、そこから雨漏りが発生する可能性が高いです。
外壁目地のシーリングが劣化している場合は、早めに補修することが重要です。外壁目地のシーリングがしっかりとされていれば、雨漏りのリスクを低減することができます。外壁の定期的な点検やメンテナンスを行うことで、外壁目地のシーリングの劣化による雨漏りのリスクを軽減することができますよ!
シーリング打ち替え工事をご提案!
調査報告を行い建物全体的にシーリングの劣化が顕著に見られ、部分的な補修を行っても近い将来別の箇所でも雨漏りが懸念される状態となっておりました。
したがって、建物全体のシーリング打ち替え工事をご提案させていただきました。今回の工事のご提案金額は、税込み1,800,000円にてご提案させていただきました。
工事の金額は、建物の大きさや使用材料により金額が異なりますので詳しくは「街の外壁塗装やさん」へご相談下さい!
したがって、建物全体のシーリング打ち替え工事をご提案させていただきました。今回の工事のご提案金額は、税込み1,800,000円にてご提案させていただきました。
工事の金額は、建物の大きさや使用材料により金額が異なりますので詳しくは「街の外壁塗装やさん」へご相談下さい!
記事内に記載されている金額は2024年10月29日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。