「雨漏り修理をしたはずなのに、お部屋の雨水の滴りが止まらなかった」
「他の業者では雨水の浸入口が特定できなかった」
というように、雨漏りの原因特定にお悩みではないでしょうか。
雨漏りの問題解消には原因の特定が何よりも必須事項となりますので、業者へ修理を依頼する前に妥協してはいけないポイントとなります!
そこで本記事では、雨漏りの原因特定を確実に行うための有効手段、「散水調査」について解説しております(^▽^)/
ブログの後半ではよくある原因箇所としてサッシ周りなどのシーリング劣化についてもお伝えし、合わせて実際に雨漏りの調査をご依頼いただいた板橋区のサンルームの事例をご紹介しておりますので、ぜひご覧ください(*^^)v
雨漏りの原因特定の重要性
雨漏りが発生した場合、問題の解消のために重要なのは「原因箇所の特定」となります。
雨漏りが発生した箇所に注意が向きがちかもしれませんが、天井や壁に雨水が至るまでの浸入経路の問題を解消しなければ雨漏りの改善は望めないのです(-_-;
雨漏りの浸入経路を特定できないと?
雨漏りの浸入経路を特定できない場合のリスクを確認しておきましょう(^▽^)/
【1】再発リスクの増加
原因を正確に特定しないままの修理では、再び同じ箇所から雨漏りが発生する可能性が高まります。
実際に、街の外壁塗装やさんに頂くお問い合わせの中には「前回は原因が特定できず、予測のまま修理をしてもらったが雨漏りが止まっていない」といった問題の継続に悩まれる内容もあります(-_-;
せっかく修理の工事を依頼したのに、雨漏りが止まらなければ時間と費用が無駄になってしまいます。
【2】被害箇所の拡大
原因が特定できなければ、違った部分を修理してしまうと見えない箇所に雨水が浸入し続けていくことになります。
浸入した雨水は室内へ漏れ出てくるだけではなく、そのままあらゆる方向へと広がっていき、別箇所でも雨漏りが発生してしまうといった被害が考えられるのです(-_-;
【3】健康被害
雨漏りの原因が特定できないまま放置しておくと、建物内部に浸入した雨水が原因となり、カビや腐食が進行する可能性があります。
健康被害のきっかけにもなり得ますので、生活を続ける上では大きなリスクと言えるでしょう。
また、不足した木材はシロアリを寄せ付けてしまうため、お住いの耐久性にも深く関わる問題です。
以上のようなリスクを鑑みるに、雨漏りが発生した際には迅速に原因を特定し、適切な対処を行うことが重要となります。
雨漏り原因の確実な特定方法「散水調査」
では、どうやって確実な原因特定による修理をすればいいのでしょうか。
雨漏り問題の有効な調査方法とて「散水調査」が挙げられます(^▽^)/
散水調査とは?
散水調査とは、雨漏りの原因を特定するために行われる調査方法の一つです。
この方法では、あえて雨漏りと類似した状況を用意することで確実に雨漏りの原因箇所を特定します(*^^)v
「散水試験」や「散水検査」とも呼ぶことがあります。
散水調査の方法
散水調査の一般的な方法としては、ホースを使用して雨漏り原因と思われる場所へ水をかけます。
もし対象の部分に水を掛け続けることで雨漏りの症状が確認できましたら、確実な原因特定として修理を行うことが可能となります(^▽^)/
散水調査のメリット
散水調査のメリットは、漏水箇所を確実に特定できることによる確実な修理が可能になる点です。
雨水の浸入経路として怪しく思える部分を片っ端から修理していくには、大きな金額が必要となってしまいますし、雨漏りが中々止まらずに被害が拡大していく恐れもあります。
散水調査による確実な原因特定を行うことで、お客様の負担を最小限に抑えることができるため、目視での原因特定が難しい場合には散水調査をご提案させていただいております(*^^)v
散水調査は有料であることもありますが、その内容は雨漏りの修理施工のためには必要不可欠なものとなっています。
意外と多いサッシ周りの雨漏り
散水調査の結果、判明する原因で意外と多いのが窓のサッシ周りです。
窓を取り付けるためのサッシは、外壁材との隙間を埋めるためのシーリングが打たれています。
このシーリングは経年劣化で劣化すると痩せやひび割れが生じ、雨水が浸入できる隙間を作ってしまうため要注意なのです。
サッシから浸入した雨水はお部屋のすぐ内側で漏れてくることもあれば、壁内を伝って別の階から雨漏りを発生させることもあります。
また、シーリングはサッシ以外にも、例えばサンルームのガラスとアルミフレームの隙間を埋めるために打たれていることもあります。
板橋区で行ったサンルームの雨漏り調査の事例では、このシーリング劣化が原因と思われましたので、その診断の様子をぜひご覧ください(^▽^)/
板橋区常盤台にてサンルームの雨漏り調査のご依頼
板橋区常盤台にお住いのお客様より「サンルームで雨漏りが発生しており修繕を検討しております。雨漏りの原因も不明なので現地調査を行っていただき工事のご提案をお願いしたい」とご相談をいただき調査にお伺いいたしました。
私達「街の外壁塗装やさん」では、外壁塗装だけでなく外壁からの雨漏り調査や補修工事にも対応しております。
雨漏りは様々な要因が重なって発生しますので原因の特定には、専門的な知識を持ったスタッフによる調査が必要となります(^▽^)/
雨漏り調査
現地調査の様子になります。
雨漏りが発生しているサンルームは10年程前に取り付けを行った製品になります。
サンルームは、お部屋の一部をガラス張りにして、明るく開放感のある空間を作ることができる部屋のことです。
サンルームは、日当たりの良い場所に設置されることが多く、四季を通じて自然の光を取り入れることができます。
また、植物を育てたり、リラックスしたり、読書を楽しんだりするための空間としても人気がありますね(*^^)v
サンルームの設置方法や利用方法、メンテナンスのポイントなど、詳細な情報は専門家に相談することをおすすめします。
雨漏り発生箇所は、サンルームのタイル張りになっている床と壁面の取り合い部になります。
長時間の雨が降ると床との写真のように取り合い部に染みが発生してしまうという状況になります。
外壁との取り合いやサンルームのガラス周りからの漏水は無いとの事でした。
サンルームの床面は地面から50㎝ほど上がっておりましたので、地面とサンルームの外壁との境目より浸水しているとは考えられにくい状態です。
サンルームの外部はモルタルの腰壁にタイルを張り付けた仕上がりとなっておりました。
タイルの破損や下地のひび割れ等の症状は確認されませんでした。
タイルの破損や下地のひび割れ等の症状は確認されませんでした。
続いて、ガラスとアルミフレームとの取り合い部分を確認しました。
ガラスのフレームの間はパッキン又はコーキング材が充填されておりますが、経年劣化によりコーキング材やパッキンが瘦せてしまうと隙間が生じて雨水の浸入口となってしまいます。
こちらのサンルームでもパッキンには痩せが生じており微細な隙間が確認できました。
パッキンの劣化が確認された箇所は、雨染みが発生していた箇所と位置関係が近い部分にありまっしたので雨漏りの原因としては可能性が高いと考えられました。
散水検査及をご提案!
雨漏りの症状や外部の劣化から、ガラス周りのパッキンが劣化したことで雨漏りが発生していると考えられました。
しかし、100%の確証が得られていない状態ですので先ずは、散水検査を行い原因を確定させてからの補修工事をご提案させていただきました。
目視で雨漏りの原因ヶ所の特定が困難な場合には、散水検査という確認方法があります。
散水検査では、エリアごとに散水することで雨漏り箇所の範囲を限定することができ高い確率で雨漏り箇所の特定が行える検査となります。
散水検査は、税込み55,000円より承っております。
まずは無料の点検にて調査を行わせていただき、その後必要に応じて散水調査をご提案しておりますので、一度お気軽にご相談ください(*^^)v
記事内に記載されている金額は2024年11月22日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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