強風が吹くと、棟板金が剥がれたり落下したりすることがあります。棟板金は屋根の頂点や角にあるため風の影響を受けやすく、傷みやすい部分でもあります。
また、雨樋への被害も多く報告されています。雨樋が風によって外れてしまったり、破損したりすることがあるのです。
さらに、ベランダやバルコニーの屋根やカーポートの屋根が飛ばされることもあります。
また、棟の漆喰が劣化して剥がれていたりすると、そこへ雨水が浸入することで雨漏りが発生する恐れもあります。通常時の雨ではそれほどの量が棟へと入り込まなくとも、防風雨や横殴りの雨では横方向から大量の雨水が吹き込むため、台風時に初めて雨漏りが発生するというケースは多いのです。
台風による屋根の被害を防ぐためには、事前の対策が重要です。金属屋根の場合は、錆びや浮きがないかも確認する必要がありますね。
では続いて、台風が通過した後にどのような対応を取ればいいのかをお伝えしていきます。
特に多いのが棟板金の浮きについてです。台風後は棟板金が浮いている等の指摘をしてくる業者が増えますが、すぐ屋根に上らせてしまうのはお勧めしておりません。その場で問題のない棟板金をわざと浮かし、その補修工事を契約しようとする手口が存在しているためです。
信頼のできそうな別業者に点検を依頼してみましょう。私たち街の外壁塗装やさんではそういったお悩みによる無料点検を数多く実施しており、写真を撮影して問題が無いかどうかを確かめてもらっています。実際、問題の無かったケースもかなり多いため、やはり台風後の訪問業者には注意が必要かと思われます。
台風13号は過去の強力な事例と比較すると一般的な強さですが、それでも屋根被害を引き起こすには十分危険な強風を伴っています。棟板金が飛散してしまったらすぐに点検を受け、棟板金交換工事を行いましょう。棟板金交換工事の参考的な費用としては、税込6,050円～/mとなっております。
記事内に記載されている金額は2023年09月08日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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