はじめに|サッシからの雨漏りは意外な場所が原因かも?
「サッシから水がポタポタ落ちてくる」
そんな経験はありませんか?
サッシの雨漏りは、単に窓の劣化だけではなく、外壁・バルコニー・屋根など様々な場所が原因となって発生します。
実際に【世田谷区桜丘】のお住まいで発生した雨漏り事例をもとに、原因調査のポイントと補修の必要性について解説します。
サッシ周りの雨漏り事例|現場写真をもとに検証
以下の写真は、実際に世田谷区桜丘で雨漏り調査を行った際の記録です。
状況を一つずつ確認してみましょう。
壁に伝う雨漏りの跡

この画像では、壁面に雨水の垂れた跡がくっきり残っています。
このような場合、サッシやその上部の外壁から浸水した水が、壁の内部を通って柱やクロスに染み出している可能性が高いです。
サッシ枠からの浸水痕

窓のアルミサッシの縁に雨染みが確認されました。
これは、コーキングの劣化や施工時の防水処理不足によって、サッシと壁の間に隙間が生じているケースが疑われます。
柱内部に水の通り道が…

天井裏や壁内部を確認すると、柱の表面に水が伝った黒ずみが見られました。
この場合、外から入った雨水が構造体を伝って室内に到達しており、構造的な劣化のリスクも含んでいます。
バルコニーや外壁の劣化も要因に
サッシ周りの雨漏りといっても、必ずしも窓枠だけが原因ではありません。
周辺の建材やバルコニー、防水層の不備も深く関係しています。
バルコニーに補修跡

このバルコニーの床面には、コーキングによる補修跡が確認できます。
防水層のひび割れや立ち上がり部分の劣化により、雨水が床下に侵入しサッシ部分へ伝ってくるパターンも多く見受けられます。
外壁とケラバ板金の取り合いも要注意

一見、関係なさそうな屋根付近の外壁と板金のすき間も、雨漏りの起点となることがあります。
板金と壁材の隙間から雨水が浸入し、構造体を伝ってサッシ周辺へと落ちてくる例も多いです。
サッシからの雨漏りの主な原因とは?
雨漏りの症状がサッシから現れていても、その侵入口は意外と離れた場所にあることがあります。
代表的な原因は以下の通りです:
・サッシと外壁の取り合い部のコーキング劣化
・外壁のクラック(ひび割れ)
・バルコニー防水の破断
・屋根や板金まわりの隙間
・構造材を伝う漏水
こうした原因を特定せずに表面だけの補修を行ってしまうと、再発リスクが非常に高くなります。
雨漏り調査には専門知識が不可欠です
「室内の雨染みを見て、すぐに原因がわかる」と思っていませんか?
実は、雨水の侵入経路は非常に複雑です。
特にサッシからの雨漏りは、壁内を通って遠くから水が流れてきているケースが多く、専門業者による精密な調査が必要です。
赤外線カメラや散水調査などを用いることで、目視では分からない侵入口を特定できます。
街の外壁塗装やさんの対応|安心の雨漏り調査と補修
私たち「街の外壁塗装やさん」では、【世田谷区桜丘】を中心に雨漏りの原因特定から補修工事まで一貫対応しています。
調査には以下のような方法を組み合わせ、再発防止に努めています:
・目視点検
・散水調査
・赤外線サーモグラフィー
・各種部材の取り外し点検
発見した不具合に対しては、シーリング打ち直し・外壁補修・防水処理・サッシ周りの再施工など、状況に応じた最適な工事を提案いたします。
まとめ|サッシの雨漏りは「出ている場所」ではなく「入ってくる場所」を突き止めることが重要
【世田谷区桜丘】で見られたように、サッシからの雨漏りの原因は一つではなく、多岐にわたります。
・見える水跡は「結果」でしかない
・根本的な原因を突き止める調査が必要
・サッシまわりだけでなく、バルコニー・屋根・外壁も要点検
放置すると構造材の腐食やシロアリ被害にもつながるため、早めの調査・修繕が肝心です。
雨漏りに気づいたら、ぜひ「街の外壁塗装やさん」にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2025年07月12日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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