家の第一印象を決めるのは、なんといっても外壁です。
そして、その外壁に用いられる「外壁材」の代表格が「サイディング」です。
デザイン性や機能性に優れ、現在の日本の住宅に最も多く採用されている外壁材といえば、サイディングボードでしょう。
今回は、外壁塗装専門業者「街の外壁塗装やさん」が、現場で実際に撮影した画像をもとに、さまざまなタイプのサイディングをご紹介します。
ご自宅の外壁リフォームや新築を検討されている方の参考になれば幸いです。
1. タイル調サイディング(窯業系)

まずご紹介するのは「タイル仕上げ風」の窯業系サイディングです。
見た目にはまるで本物のタイルのような美しさがあり、高級感を演出できます。
ただし、画像のように目地部分や板の接合部にはクラック(ひび割れ)が発生することがあります。
これは経年劣化や地震などの揺れによるもので、早めの補修や再塗装が必要です。
タイル調の窯業系サイディングは、費用を抑えつつ高級感を出したい方におすすめですが、定期的なメンテナンスが欠かせません。
2. リブ調(凹凸のある)窯業系サイディング

次に紹介するのは、表面に凹凸を持たせたリブ調の窯業系サイディングです。
画像のように表面に細かな縦の筋目があり、陰影が生まれることで建物全体に立体感と重厚感を与えます。
窯業系サイディングの特性として、ほとんどの製品に「目地(ジョイント部)」が存在します。
この目地にはコーキング材(シーリング)が充填されており、劣化が進むと雨水の侵入リスクが高まります。定期的な打ち替えが必要不可欠です。
3. 自然石風・明るめカラーのタイル調サイディング

こちらは明るいベージュカラーで仕上げたタイル調サイディング。
自然石をイメージした模様がプリントされており、ナチュラルな雰囲気を演出します。
こうしたサイディングは、南欧風やプロヴァンス風の住宅に人気があり、周囲の街並みにやさしく調和します。
また、画像には屋根に透明なポリカ波板が設置されており、ベランダやテラスに多く見られる仕様です。
外壁材との色合わせも大切なポイントとなります。
4. 意匠系サイディング(デザインサイディング)

最近の住宅では、意匠性にこだわったデザインサイディングが多く採用されています。
画像のように、ホワイト系のライン模様が美しく整列しており、モダンな印象を与える外観に仕上がっています。
こうした意匠サイディングは、見た目の美しさだけでなく、耐候性や汚れにくさといった機能面も進化しています。
多様なデザインから好みの外壁材を選ぶことができるのが大きな魅力です。
5. モルタル外壁調サイディング

最後に紹介するのは、モルタル外壁を模したサイディングです。
表面にザラつき感を持たせ、塗り壁調の落ち着いた外観が特徴です。
従来のモルタル壁と比較すると、施工性や耐震性に優れていることから、近年ではこのような窯業系サイディングが多くの住宅に取り入れられています。
見た目はしっかりモルタル風でも、下地は軽量で施工しやすく、コストパフォーマンスにも優れています。
まとめ
今回ご紹介したように、サイディングには多種多様なデザインや素材があり、選ぶ外壁材によって家の印象がガラッと変わります。
特に窯業系サイディングは日本の住宅で最も多く使われており、機能面・デザイン面ともに進化し続けています。
ただし、定期的なメンテナンス(シーリングの打ち替えや外壁塗装)が必要である点には注意が必要です。
「街の外壁塗装やさん」では、豊富な実績を活かし、お客様のお住まいにぴったりのサイディング選びをサポートいたします。
無料点検・お見積りも承っておりますので、外壁に不安のある方はお気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2025年07月17日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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