はじめに
浴室は毎日使用される場所であり、湿気が多くカビが発生しやすい環境です。
特に換気が不十分な場合、天井や壁に黒カビが広がってしまうことがあります。
今回、杉並区荻窪のお住まいでカビが酷く発生した浴室の塗装工事を行いました。
この記事では施工の流れとともに、浴室塗装のメリット・デメリットについて解説いたします。
カビが広がった浴室の状況
特に角や換気口付近は湿気がこもりやすく、黒ずみが目立っていました。

使用した塗料と特徴

一方で、溶剤系で臭気が強いため、施工中はしっかりとした換気が欠かせません。
喘息持ちの方や匂いに過敏という方には水性ケンエースという水溶性のものもございますがやはり溶剤系のものの方が耐久性は高くなります。
施工の流れ
1. 養生と下地処理
壁や床に塗料が付着しないよう、ビニールシートやテープで養生を行います。
カビ部分はしっかりと除去・清掃し、下地を整えました。

2. ローラーでの塗装
養生が完了したら、ローラーを使って丁寧に塗装していきます。
塗膜を均一に仕上げることで、防カビ効果と美観を高めます。

3. 完成後の様子
天井や壁の黒ずみは完全に隠れ、明るく清潔感のある浴室に生まれ変わりました。

浴室塗装のメリット
・防カビ・防湿性の向上:塗膜が湿気の侵入を防ぎ、カビの発生を抑制します。
・見た目の改善:古く汚れた浴室も新品同様に明るくなります。
・工期が短い:張り替えやリフォームに比べ、短期間で完了します。
・コストを抑えられる:大掛かりなリフォームに比べ安価に対応可能です。
浴室塗装のデメリット
浴室塗装には魅力的なメリットがある一方で、デメリットも存在します。
・湿気が多いため不具合が出やすい:塗膜が剥がれやすく、長期間の耐久性には限界があります。
・臭気の問題:特に溶剤系塗料は施工中に強い臭気が発生します。
・根本解決にならない場合もある:換気不足などの環境改善をしないと、再びカビが発生するリスクがあります。
・メンテナンスが必要:数年ごとの塗り替えを前提に考える必要があります。
まとめ
カビが発生していた浴室を塗装で美しく蘇らせることができました。
ただし、浴室塗装には湿気による不具合が出やすいデメリットがあります。
そのため、換気環境の改善や定期的な点検・メンテナンスを行うことが重要です。
浴室のカビや劣化でお悩みの方は、ぜひ街の外壁塗装やさんへご相談ください。
記事内に記載されている金額は2025年09月09日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。