屋根や外壁にガルバリウム鋼板を使いたいけれど、「金属だから夏は暑くなるのでは?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
先に結論をお伝えします。
ガルバリウム鋼板は素材そのものに高い遮熱性・断熱性があるわけではありません。
ただし、次の4つを組み合わせれば、暑さの影響は十分に抑えられます。
・遮熱塗装・遮熱鋼板
・断熱材一体型の屋根材
・通気層と換気
・色選び
この記事では、ガルバリウム鋼板が暑いと言われる理由と、屋根・外壁リフォームで遮熱性を高める具体的な方法、塗装時の注意点をまとめてご紹介します。
先に結論をお伝えします。
ガルバリウム鋼板は素材そのものに高い遮熱性・断熱性があるわけではありません。
ただし、次の4つを組み合わせれば、暑さの影響は十分に抑えられます。
・遮熱塗装・遮熱鋼板
・断熱材一体型の屋根材
・通気層と換気
・色選び
この記事では、ガルバリウム鋼板が暑いと言われる理由と、屋根・外壁リフォームで遮熱性を高める具体的な方法、塗装時の注意点をまとめてご紹介します。
ガルバリウム鋼板の「遮熱」とは?まずは断熱との違いを整理
暑さ対策を考えるうえで、まず押さえておきたいのが「遮熱」「断熱」「通気」の違いです。
【遮熱】
●役割
太陽光を反射し、屋根・外壁の表面温度の上昇を抑える
●主な方法
遮熱塗料、遮熱鋼板、淡い色を選ぶ
【遮熱】
●役割
屋根・外壁の熱が室内へ伝わるのを抑える
●主な方法
断熱材、断熱材一体型の屋根材
【通気】
●役割
屋根裏や壁内にこもった熱を外へ逃がす
●主な方法
通気層、換気棟
【遮熱】
●役割
太陽光を反射し、屋根・外壁の表面温度の上昇を抑える
●主な方法
遮熱塗料、遮熱鋼板、淡い色を選ぶ
【遮熱】
●役割
屋根・外壁の熱が室内へ伝わるのを抑える
●主な方法
断熱材、断熱材一体型の屋根材
【通気】
●役割
屋根裏や壁内にこもった熱を外へ逃がす
●主な方法
通気層、換気棟
熱は「熱を受け止める前に跳ね返す」、断熱は「受けた熱を室内に通さない」、通気は「たまった熱を逃がす」対策です。
どれか1つだけでは不十分なことが多く、3つのバランスで住まいの快適性が決まると考えてください。
どれか1つだけでは不十分なことが多く、3つのバランスで住まいの快適性が決まると考えてください。
ガルバリウム鋼板が暑いと言われる3つの理由
それでは、次にガルバリウム鋼板が暑いと言われる3つの理由をご紹介します。
1. 金属なので熱を伝えやすい
ガルバリウム鋼板は金属製のため、日射を受けると表面温度が上がりやすく、その熱を裏側へ伝えやすい性質があります。
一方で、薄く軽い素材なので、日が沈むと比較的早く冷めるという面もあります。
2.屋根材の下に断熱材や空気層が少ない
屋根材が薄い分、すぐ下に断熱材や空気層がないと、熱がそのまま下地や屋根裏へ伝わります。
屋根裏の換気が不足している住宅では熱がこもり、2階の室温上昇につながりやすくなります。
屋根裏の換気が不足している住宅では熱がこもり、2階の室温上昇につながりやすくなります。
3. 濃い色は熱を吸収しやすい
ガルバリウム鋼板はブラックやダークグレーなど濃い色が人気です。しかし一般的に、濃い色ほど日射を吸収して表面温度が上がりやすくなります。
つまり「ガルバリウム鋼板が暑い」のは、素材だけの問題ではありません。仕様の選び方と、遮熱・断熱・通気のバランスによる部分が大きいのです。
つまり「ガルバリウム鋼板が暑い」のは、素材だけの問題ではありません。仕様の選び方と、遮熱・断熱・通気のバランスによる部分が大きいのです。
ガルバリウム鋼板の遮熱性を高める4つの方法
それでは、ガルバリウム鋼板の遮熱性を高めるにはどうすればいいのでしょうか。
以下に、4つの方法をご紹介します。
以下に、4つの方法をご紹介します。
1. 遮熱塗料・遮熱鋼板を選ぶ
表面の日射反射率を高めることで、屋根や外壁の温度上昇を抑えられます。
新しく張る場合は、遮熱性能を持つ塗膜があらかじめ施された鋼板を選ぶ方法があります。既存のガルバリウム鋼板を塗り替える場合は、遮熱塗料を選ぶのが一般的です。
遮熱塗料を選ぶ際は、「屋根用高日射反射率塗料」のJIS規格(JIS K 5675)に適合しているかが一つの目安になります。
また、遮熱塗料は表面が汚れると反射性能が落ちやすいため、汚れにくさ(低汚染性)もあわせて確認しておくと安心です。
新しく張る場合は、遮熱性能を持つ塗膜があらかじめ施された鋼板を選ぶ方法があります。既存のガルバリウム鋼板を塗り替える場合は、遮熱塗料を選ぶのが一般的です。
遮熱塗料を選ぶ際は、「屋根用高日射反射率塗料」のJIS規格(JIS K 5675)に適合しているかが一つの目安になります。
また、遮熱塗料は表面が汚れると反射性能が落ちやすいため、汚れにくさ(低汚染性)もあわせて確認しておくと安心です。
2. 断熱材一体型の屋根材を選ぶ
金属屋根材の中には、鋼板の裏側に断熱材が一体化された製品があります。
遮熱で表面温度の上昇を抑え、断熱材で室内への熱移動も抑えられるため、暑さ対策を重視するなら有力な選択肢です。雨音を和らげる効果を期待できる点もメリットです。
遮熱で表面温度の上昇を抑え、断熱材で室内への熱移動も抑えられるため、暑さ対策を重視するなら有力な選択肢です。雨音を和らげる効果を期待できる点もメリットです。
3. 通気層と換気経路を確保する
屋根裏や壁内にこもった熱を逃がすには、空気の通り道が必要です。
屋根の頂部に「換気棟」を設けると、暖まった空気が自然に外へ抜けやすくなります。熱気がたまりにくくなれば、冷房効率の改善にもつながります。
通気は湿気を逃がす役割も担うため、結露による下地の傷みを防ぐ意味でも重要です。
屋根の頂部に「換気棟」を設けると、暖まった空気が自然に外へ抜けやすくなります。熱気がたまりにくくなれば、冷房効率の改善にもつながります。
通気は湿気を逃がす役割も担うため、結露による下地の傷みを防ぐ意味でも重要です。
4. 色選びで温度上昇を抑える
同じ素材でも、色によって表面温度の上がり方は変わります。
外観の好みとのバランスもありますが、暑さが気になる場合はシルバーやライトグレーなどの淡い色を候補に入れてみてください。
濃い色を選びたい場合は、遮熱性能のある製品・塗料と組み合わせるのがおすすめです。
外観の好みとのバランスもありますが、暑さが気になる場合はシルバーやライトグレーなどの淡い色を候補に入れてみてください。
濃い色を選びたい場合は、遮熱性能のある製品・塗料と組み合わせるのがおすすめです。
既存の屋根をガルバリウム鋼板にするなら「カバー工法」も検討
スレート屋根などからガルバリウム鋼板へリフォームする場合、既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる「カバー工法」という方法があります。
既存屋根と新しい屋根の二重構造になるため、熱が室内に伝わるまでの層が増えます。断熱材一体型の屋根材と組み合わせれば、暑さ対策としての効果も期待しやすくなります。
ただし、既存の下地が傷んでいる場合や雨漏りがある場合は、カバー工法が適さないこともあります。必ず事前に点検を受けてください。
既存屋根と新しい屋根の二重構造になるため、熱が室内に伝わるまでの層が増えます。断熱材一体型の屋根材と組み合わせれば、暑さ対策としての効果も期待しやすくなります。
ただし、既存の下地が傷んでいる場合や雨漏りがある場合は、カバー工法が適さないこともあります。必ず事前に点検を受けてください。
まとめ:ガルバリウム鋼板は「素材+仕様」で暑さが変わる
ガルバリウム鋼板は、軽量で耐久性が高く、屋根や外壁のリフォームで非常に使いやすい建材です。ただし、素材そのものに高い遮熱性があるわけではありません。
暑さ対策を重視するなら、次の4つを組み合わせて考えることが、後悔のないリフォームにつながります。
・遮熱塗料・遮熱鋼板
・断熱材一体型の屋根材
・通気層と換気棟
・色選び
「今の屋根が暑い原因を知りたい」「塗装とカバー工法のどちらが合うか相談したい」という方は、まずは現地調査で屋根の状態を確認するところから始めてみてください。
暑さ対策を重視するなら、次の4つを組み合わせて考えることが、後悔のないリフォームにつながります。
・遮熱塗料・遮熱鋼板
・断熱材一体型の屋根材
・通気層と換気棟
・色選び
「今の屋根が暑い原因を知りたい」「塗装とカバー工法のどちらが合うか相談したい」という方は、まずは現地調査で屋根の状態を確認するところから始めてみてください。
記事内に記載されている金額は2026年10月15日時点での費用となります。
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