
今回の工事を担当させていただいたのは、弊社代表の富野誠です。
塗装業界での実務経験は15年以上を数え、現場で培ってきた確かな技術と知識でお客様の住まいを守ってきました。
国家資格である「1級塗装技能士」を保有しており、塗装に関する高度な知識と技能が国に認められた証です。
「お客様の大切な住まいだからこそ、ごまかしのない仕事を」
をモットーに、 誠実な対応と明るい人柄でお客様から多くのご好評をいただいております。
工事に関するどんな小さなご質問にも、丁寧にお答えいたしますので、ご安心してお任せください。

今回の現場は、玉名市に新しく建てられた約20坪の小屋です。
「新しく小屋を作るので、中を塗ってほしい」
というご相談からスタートした内装塗装工事になります。
室内には石膏ボードが貼られたばかりで、塗装は一切されていない状態でした。
ここまでの工程では、新品のボードが塗料を吸い込みやすいことをふまえて水性ミラクシーラーエコで下塗りを2回。
さらに、ボードを固定しているビスの頭をパテで埋め、サンドペーパーで平らに均しました。
そして今回、いよいよお客様がご希望された「真っ黒」に仕上げていきます。
当初は艶消しの黒をご希望でしたが、手垢や傷が目立ちにくい艶有りをご提案し、ご納得いただいたうえでの仕上げです。
そもそも中塗りと上塗りは、何が違うのでしょうか。
中塗りは、塗膜に厚みを持たせるための層です。
1回塗っただけの塗膜は薄く、下地の色が透けたり、耐久性が足りなかったりします。
中塗りでしっかりと厚みを作ることで、そのうえに塗る上塗りの密着もよくなります。
上塗りは、美観と耐久性を決定づける仕上げの層です。
実際に目に触れ、日々の汚れや摩擦を受け止めるのがこの層になります。
「同じ塗料を重ねるだけなら1回でいいのでは」
と思われるかもしれませんが、塗料は規定の回数を塗り重ねてはじめて設計どおりの性能を発揮するようにできています。
1回で済ませた塗膜は、見た目には塗れていても、厚みも耐久性も本来の水準に届いていません。
そして今回は、この標準的な考え方にさらに一手間を加えています。
仕上げに使用したのは、艶有りの室内用水性塗料「オーデコートGエコ」です。
室内塗装で塗料を選ぶとき、性能と並んで重要になるのがにおいの問題です。
溶剤系の塗料はにおいがきついため、屋内では使いづらいという特徴があります。
その点オーデコートGエコは低臭で、VOC(揮発性有機化合物)の放出量もほとんどありません。
塗装が終わったあと、その空間を使われるのはお客様ご自身です。
だからこそ、室内では水性・低臭という条件は外せません。
そして今回はもうひとつ、艶有りであることが大きなポイントでした。
黒という色は、そもそも汚れや傷が目立ちやすい色です。
艶消しの塗膜は表面がざらついているため、手でこすっただけでも傷が目立ってしまいます。
艶有りであれば、そうした汚れや傷が比較的目立ちにくくなります。

まずは中塗りから。オーデコートGエコを、ローラーで丁寧に1回塗布していきます。
白かった壁面に、黒が乗っていく瞬間です。
とはいえ、1回目の段階ではまだ完成形とはほど遠く、下地の白がうっすらと透けて見える箇所も出てきます。
ここで
「もう黒くなったから大丈夫だろう」
と止めてしまえば、色ムラの残る仕上がりになってしまいます。
ローラーを均一に転がし、塗り残しや塗りムラが出ないよう、面ごとに向きを意識しながら進めていきました。

続く上塗りでは、中塗りと同じ作業をさらに2回繰り返します。
つまり、仕上げの塗料だけで合計3回、下塗りを含めれば5回もの塗り重ねになります。
なぜここまで回数を増やしたのか。
理由は下塗りのときと同じで、新品の石膏ボードが塗料を吸い込みやすい状態にあるからです。
吸い込みが強い下地では、標準的な回数だけ塗っても、狙った塗膜の厚みが確保できないことがあります。
そこで塗装回数を増やし、できるだけ丈夫な塗膜を作ることを優先しました。
2回目、3回目と塗り重ねるにつれ、黒が深くなっていきます。
透けもムラも消え、艶が均一に揃ってくると、壁が一枚の面としてピタリと決まる瞬間が訪れます。
今回の工事を振り返って印象に残っているのは、やはり最初のご相談時のやり取りです。
お客様のご要望は「真っ黒に塗ってほしい」という、非常に明確なものでした。
当初ご希望されていたのは艶消しの黒。
マットな質感は落ち着いた雰囲気があり、確かに魅力的な選択肢です。
ただ、そこで私からお伝えしたのが
「手垢や汚れが目立つので、艶有りの方をおすすめします」
というご提案でした。
黒はもともと汚れや傷が目立ちやすい色であること。
艶消しだと手でこすっただけで傷が目立ってしまうこと。
実際に使い始めてから
「思っていたより汚れが気になる」
となってしまっては、せっかくの塗装が台無しです。
ご説明をお聞きいただいたお客様は、艶有りへの変更をご決断されました。
ご希望をそのまま形にするのではなく、使い始めたあとのことまでお伝えする。
それが職人としての役目だと考えています。
すべての塗り重ねを終えて、小屋の中はまったく別の空間に変わりました。
工事前は、石膏ボードのグレーがかった白い面に、ビスの跡が点々と見えている状態。
いかにも「これから仕上げます」という下地の顔をしていました。
それが今は、壁も天井も深く均一な黒に包まれ、光を受けてしっとりと艶を返します。
パテで埋めたビスの跡も、艶有りの黒の中に一点も浮かび上がってきません。
下地作りに手間をかけた成果が、いちばん分かりやすく表れた部分です。
仕上がりをご覧になったお客様からは、
「非常にかっこよくなった」
と大変喜んでいただけました。
さらに、この仕上がりをお気に入りいただき、その後は事務所の外装工事についてもお見積りをご依頼いただくことになりました。
ひとつの現場での仕事が次のご依頼につながるというのは、職人にとって何よりうれしいことです。
機能面でも、5回の塗り重ねによって丈夫な塗膜が形成されています。
艶有りの塗膜は表面がなめらかなため、汚れが付きにくく、拭き取りやすいという利点もあります。
今後は、汚れや傷の状態を見ながら、気になってきたタイミングでお手入れやメンテナンスをご検討いただければと思います。
今回の玉名市の内装塗装工事は、約20坪の室内に対して総額15万円、施工日数は2日間という内容でした。
この金額をどう捉えればよいのか、少し内訳の考え方をご説明します。
塗装工事の費用は、単純に面積だけで決まるものではありません。
今回の場合、下塗り2回・中塗り1回・上塗り2回という合計5回の塗り重ねに加え、ビス頭を埋めるパテ処理とサンドペーパーによるケレンが入っています。
塗る面積そのものより、
「下地をどこまで整えるか」
「何回塗り重ねるか」
が金額を構成する大きな要素になっているということです。
逆に言えば、塗り回数を減らし、パテ処理を省略すれば金額は下がります。
ただしその分、色ムラやビス跡の浮き上がり、塗膜の弱さという形で数年後に跳ね返ってきます。
私たちが見積もりの内訳を必ずご説明するのは、「なぜこの金額になるのか」を納得したうえで工事を進めていただきたいからです。
施工日数の2日間も、塗料の乾燥時間を確保したうえでの日程です。
乾かないうちに次を塗り重ねてしまえば、せっかくの塗膜が本来の性能を発揮できません。
工期を無理に詰めないことも、仕上がりを守るための判断のひとつです。
これにて、玉名市の小屋の内装塗装工事は全工程が完了しました。
現場調査から下塗り・パテ処理、そして中塗り・上塗りまで、3回にわたってお届けした工事レポートは今回で最終回となります。
次回は、また別の現場の様子をお届けする予定です。
住宅の外壁・屋根塗装はもちろん、今回のような内装塗装や、住宅以外の建物の塗装まで、私たちが手がけるさまざまな現場をご紹介していきます。
「うちの建物も塗ってもらえるのかな?」
と気になっている方に届く記事をお届けできればと思いますので、ぜひ次回もご覧ください。
今回は、玉名市の内装塗装工事から、中塗り・上塗りの様子と完成の瞬間をご紹介しました。
・使用したのは、低臭・低VOCで室内に適した艶有り水性塗料「オーデコートGエコ」
・中塗り1回・上塗り2回、下塗りを含めれば合計5回の塗り重ねで、丈夫な塗膜を形成
・新品の石膏ボードは塗料を吸い込みやすいため、あえて塗装回数を増やして対応
・艶消しではなく艶有りをご提案したことで、汚れや傷が目立ちにくい仕上がりに
・約20坪の室内塗装で、総額15万円・施工日数2日間
「真っ黒に塗ってほしい」
というご要望からはじまった今回の工事は、お客様に
「非常にかっこよくなった」
とお喜びいただける形で完成しました。
玉名市で内装塗装や住宅以外の塗装をご検討中の方は、仕上がりのイメージだけでも、ぜひ一度ご相談ください。
現場を拝見したうえで、最適なプランをご提案いたします。
外壁や屋根の塗り替え、その他塗装に関するお悩みは、ぜひ私たちにお任せください。
現地調査・お見積もりは無料で承っております。
「うちの家もそろそろかな?」
と気になった今が、塗り替えのベストタイミングかもしれません。
街の外壁塗装やさん熊本店が選ばれる理由
◎ 地域密着7年、施工実績10,000棟以上
◎ 一級塗装技能士を含む自社職人が施工
◎ Googleレビュー☆5の高評価
◎ 電話1本で最短即日訪問のアフターフォロー
熊本県内(熊本市中央区・東区・西区・南区・北区、合志市、菊陽町、益城町ほか全域)での塗装工事は、地域密着の私たちにご相談ください。
お客様一人ひとりに寄り添ったご提案をお約束いたします。
お問い合わせはこちら
電話:0120-555-378(8:00〜21:00受付)
施工事例を見る
記事内に記載されている金額は2026年08月01日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、
屋根塗装、
外壁・屋根塗装、
ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。