
皆さんこんにちは、街の外壁塗装やさん熊本店です。
「新しく小屋を作るので、中を塗ってほしい」
玉名市のお客様からいただいた一本のご相談から、今回の工事ははじまりました。
約20坪の小屋の内装を、真っ黒に塗り上げる。
施工日数は2日間、総額15万円という工事です。
塗装工事と聞くと、多くの方が外壁や屋根を思い浮かべるかと思います。
ですが私たちのもとには、今回のような内装塗装のご相談も少なくありません。
そして
「住宅の塗装とどう違うの?」
「そもそもどんな流れで進むの?」
という疑問をお持ちの方も多いはずです。
この記事は、現場調査から完工までの全工程を一つのストーリーとして振り返る、完工レポートです。
どんなご要望を、どう受け止め、どんな判断をして形にしていったのか。
各工程の詳しい記事へのリンクもあわせてご紹介しますので、気になる工程があればぜひそちらもご覧ください。
塗装工事を頼むとどんなふうに進むのか、その全体像が見えてくるはずです。
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担当者情報

今回の工事を担当させていただいたのは、弊社代表の富野誠です。
塗装業界での実務経験は15年以上を数え、現場で培ってきた確かな技術と知識でお客様の住まいを守ってきました。
国家資格である「1級塗装技能士」を保有しており、塗装に関する高度な知識と技能が国に認められた証です。
「お客様の大切な住まいだからこそ、ごまかしのない仕事を」
をモットーに、 誠実な対応と明るい人柄でお客様から多くのご好評をいただいております。
工事に関するどんな小さなご質問にも、丁寧にお答えいたしますので、ご安心してお任せください。
今回の現場の概要
まずは、今回の工事の全体像を表にまとめました。
| 項目 | 内容 |
| 地域 | 熊本県玉名市 |
| 工事の種類 | 内装塗装工事 |
| 建坪 | 20坪 |
| 下地の素材 | 新設の石膏ボード |
| 劣化症状 | なし(新設のため) |
| 使用材料 | 水性ミラクシーラーエコ、オーデコートGエコ(艶有り・室内用水性塗料) |
| 施工日数 | 2日間 |
| 総費用 | 15万円 |
「吸い込みの強い新設下地に、丈夫で長持ちする黒い塗膜をつくる」
こと。
劣化した建物を直す工事ではないぶん、課題は
「傷みをどう治すか」
ではなく
「まっさらな下地をどう仕上げるか」
にありました。
物語のはじまり〜お客様との出会い

きっかけは、「新しく小屋を作るので、中を塗ってほしい」というご相談でした。
実際に玉名市の現場へお伺いし、小屋の中を拝見したところ、壁と天井には石膏ボードが貼られたばかり。
塗装は一切されていない、まっさらな状態でした。
経年劣化による色褪せもひび割れもありません。
ただ、まっさらだからこそ見えてくる課題がありました。
ひとつは、新品の石膏ボードは塗料を非常に吸い込みやすいということ。
もうひとつは、ボードを固定しているビスの頭が、はっきりと見えているということです。
このまま塗ってしまえば、色ムラが出たり、完成後にビス跡が点々と浮かび上がったりする。
現場で確認しながら、頭の中では工程を組み立てていました。
そしてもう一点、室内塗装ならではの視点として、塗料のにおいの問題があります。
溶剤系はにおいがきついため、屋内では使いづらい。ここは水性一択でした。
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【玉名市】新築の小屋を真っ黒に塗りたい!内装塗装のご相談で現場調査に伺いました
お客様のご要望と、私からのご提案
お客様のご要望は「真っ黒に塗ってほしい」という、非常に明確なものでした。
イメージははっきりされていて、当初ご希望されていたのは艶消しの黒。
マットな質感の黒は落ち着いた雰囲気で、確かに魅力的な選択です。
ですがここで、ひとつご提案をさせていただきました。
「手垢や汚れが目立つので、艶有りの方をおすすめします」
黒はもともと汚れや傷が目立ちやすい色です。
そのうえ艶消しの塗膜は表面がざらついているため、手でこすっただけでも傷が目立ってしまいます。
実際に使いはじめてから
「思っていたより汚れが気になる」
となってしまっては、せっかくの塗装が台無しです。
このご説明をお聞きいただき、お客様は艶有りへの変更をご決断されました。
ご要望をそのまま形にするだけでなく、使いはじめたあとのことまでお伝えする。
この最初のやり取りが、今回の工事の方向性を決めたと思っています。
見えなくなる工程こそ〜下塗りとパテ処理

工事がはじまって最初に取りかかったのは、下地作りです。
下塗りでは、水性ミラクシーラーエコをローラーで丁寧に2回塗布しました。
においの少ない水性を選んだのは室内塗装だから。
そして通常より念入りに2回塗り重ねたのは、新品のボードが塗料を吸い込みやすいからです。
1回では下地に吸われて吸い込みを止めきれないことがあるため、確実に土台を固めました。
パテ処理では、ビスを打った箇所にパテを乗せて頭を埋め、乾燥後にサンドペーパーでケレンをして平らに均していきます。
削りすぎれば凹みが戻り、足りなければ膨らみが残る。
壁面を手のひらで撫でながら、目ではなく指先の感覚で確認していく作業です。
どちらも、完成すれば黒い塗膜の下に完全に隠れてしまう工程です。
お客様がご覧になるのは最後の黒い壁だけ。
それでもここに手間をかけるのは、見えないところの仕事が仕上がりと寿命を決めるからにほかなりません。
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【玉名市】新設の石膏ボードに下塗り2回+パテ処理。真っ黒な仕上がりを支える”見えない工程”
真っ黒に生まれ変わる瞬間〜中塗りと上塗り

下地が整い、いよいよ色がつく工程へ。
仕上げに使用したのは、艶有りの室内用水性塗料「オーデコートGエコ」です。
低臭でVOC(揮発性有機化合物)の放出量もほとんどなく、室内空間の塗装に適した塗料になります。
中塗りをローラーで1回。
白かった壁面に黒が乗っていきますが、この段階ではまだ下地の白がうっすら透ける箇所も残ります。
ここで止めれば色ムラの残る仕上がりです。
続く上塗りで、中塗りと同じ作業をさらに2回。
仕上げ塗料だけで合計3回、下塗りを含めれば5回もの塗り重ねになります。
回数を増やしたのは、やはり新品の石膏ボードが塗料を吸い込みやすいから。
標準的な回数では狙った塗膜の厚みが確保できないことがあるため、できるだけ丈夫な塗膜をつくることを優先しました。
塗り重ねるごとに黒が深くなり、透けもムラも消えていく。
艶が均一に揃い、壁が一枚の面としてピタリと決まる瞬間は、何度経験しても気持ちのいいものです。
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【玉名市】新設の石膏ボードが艶有りの黒へ大変身。内装の中塗り&上塗りで真っ黒な空間が完成
完工〜お客様の声
すべての塗り重ねを終えて、小屋の中はまったく別の空間に変わりました。
工事前は、石膏ボードのグレーがかった白い面に、ビスの跡が点々と見えている状態。
いかにも「これから仕上げます」という下地の顔をしていました。
それが完成後は、壁も天井も深く均一な黒に包まれ、光を受けてしっとりと艶を返します。
パテで埋めたビス跡は、艶有りの黒の中に一点も浮かび上がってきません。
仕上がりをご覧になったお客様からは、「非常にかっこよくなった」と大変喜んでいただけました。
さらにうれしいことに、この仕上がりをお気に入りいただき、その後は事務所の外装工事についてもお見積りをご依頼いただくことになりました。
ひとつの現場での仕事が次のご依頼につながるというのは、職人にとって何よりの評価だと感じています。
今回の工事を振り返って
今回の工事を通じて改めて感じたのは、「まっさらな下地ほど、下準備に気を遣う」ということです。
劣化した建物の塗り替えであれば、洗浄や下地補修といった「傷みを取り除く作業」が中心になります。
一方、今回のような新設の下地では、傷みはありません。
しかしその代わりに、塗料をぐんぐん吸い込む下地の性質と、ビス頭という物理的な凹凸に向き合う必要がありました。
下塗りを2回に、上塗りを2回にと塗り回数を増やしたのは、この現場の状態から導き出した判断です。
もう一つ印象に残っているのが、艶消しから艶有りへのご提案です。
お客様のご希望をそのまま形にするのは簡単ですが、それが数年後の満足につながるかどうかは別の話です。
「黒は汚れや傷が目立ちやすい」
「艶消しは手でこすっただけで傷が目立つ」
こうした素材や塗料の性質を知っているからこそできる提案があります。
それを遠慮せずにお伝えすることが、プロに頼む意味のひとつだと考えています。
これから塗装をご検討される方には、ぜひ
「どんな塗料を、何回塗るのか」
「下地処理をどこまでやるのか」
を業者に尋ねてみてほしいと思います。
そこにきちんと答えられるかどうかは、業者選びの確かな判断材料になるはずです。
今回の工事の費用と施工日数まとめ
改めて、今回の工事の費用と日数を整理します。
施工日数:2日間
対象:約20坪の室内(壁・天井)
内訳の考え方としては、大きく「下地作り」と「仕上げ塗装」の2つに分かれます。
下地作りは下塗り2回とパテ処理・ケレン。
仕上げ塗装は中塗り1回と上塗り2回です。
塗装工事の費用は、単純に面積だけで決まるものではありません。
今回のように塗り重ねの回数と下地処理の手間が、金額を構成する大きな要素になります。
逆に言えば、塗り回数を減らしてパテ処理を省略すれば金額は下がりますが、その分は色ムラやビス跡の浮き上がり、塗膜の弱さという形で、数年後に必ず跳ね返ってきます。
施工日数の2日間も、塗料の乾燥時間を確保したうえでの日程です。
乾かないうちに次を塗り重ねれば、塗膜は本来の性能を発揮できません。
工期を無理に詰め込まないことも、品質を守るための大切な判断です。
まとめ
玉名市の小屋の内装塗装工事、全工程の振り返りをお届けしました。
新設の石膏ボードという、劣化のないまっさらな下地。
しかしそこには「塗料を吸い込みやすい」「ビス頭が露出している」という、新設ならではの課題がありました。
水性ミラクシーラーエコで下塗りを2回、パテ処理でビス跡を埋めて平滑にし、艶有りのオーデコートGエコを3回塗り重ねる。
合計5回の塗り重ねで、丈夫で美しい黒い塗膜をつくり上げました。
そして、当初ご希望だった艶消しではなく艶有りをご提案したこと。
この判断が、汚れや傷が目立ちにくい、長く使える仕上がりにつながりました。
約20坪の室内で総額15万円、施工日数は2日間。
「非常にかっこよくなった」
というお言葉と、次のお見積りのご依頼をいただけたことが、この工事の何よりの結果だと思っています。
玉名市での塗装工事は、住宅の外壁・屋根はもちろん、今回のような内装塗装や住宅以外の建物にも対応しております。
「これって塗装屋さんに頼めるのかな?」
と迷われているものがあれば、まずはお気軽にお声がけください。
現場を拝見したうえで、最適なプランをご提案いたします。
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◎ 地域密着7年、施工実績10,000棟以上
◎ 一級塗装技能士を含む自社職人が施工
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熊本県内(熊本市中央区・東区・西区・南区・北区、合志市、菊陽町、益城町ほか全域)での塗装工事は、地域密着の私たちにご相談ください。
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記事内に記載されている金額は2026年08月02日時点での費用となります。
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