今回は瓦棒屋根の錆止め塗装工事をご紹介致します。
まずは高圧洗浄を実施します。
高圧洗浄を実施する前に注意したいのが、雨漏れがないか確認する事です。
雨漏れをしている場合は、高圧洗浄をすることにより、室内に高圧洗浄の水が侵入してしまうからです。
雨漏れをしている場合は、先に雨漏れ箇所を直してから塗装工事を実施するなど、慎重に工程を考える必要があります。
瓦棒屋根などの鉄部の高圧洗浄は、表面に付着した汚れを効果的に落とします。
高圧洗浄機は水圧を使って汚れを洗い流すことができます。
ただし、注意が必要です。高圧洗浄機の水圧が強すぎると、鉄部の表面が傷ついたり削れたりする可能性があるため、適切な水圧を設定して洗浄することが重要です。
また、屋根の高圧洗浄を実施する場合は、周囲に飛散した汚れを防ぐために、養生や適切な処置を行うことも大切です。
高圧洗浄を行う際には、十分な注意と専門知識が必要となります。
高圧洗浄の次は、錆止め塗料をローラーにて塗布していきます。
鉄部の錆止めについては、通常は錆を止めるのではなく、酸化鉄への進行を防止する塗料が使用されます。
このため、ピカピカの状態でも必ず下塗りとして錆止め塗料を使用することが推奨されています。
さらに、錆固め塗料は鉄部の錆を固めて拡がらないようにする働きがあります。
鉄部の下塗りを完了した後には、適切な塗装を施すことで、外壁や周囲の美しさを長く保つことができます。
ただし、錆によって使用に適さないほど強度が落ちている場合は、塗装などのメンテナンスよりも交換を検討することがおすすめされます。
中塗り作業になります。
上塗りを2回するメリットには、塗膜の耐久性が向上するという点が挙げられます。
通常よりも厚い塗膜を形成することで、外部からの影響や劣化に対してより強い保護を提供することができます。
また、色の均一性や仕上がりの美しさも向上することが期待されます。
2回の上塗りによって、塗装の寿命を延ばすことができるため、長期的なメンテナンスコストの削減にもつながるでしょう。
上塗りと塗装工事完了後の写真になります。
艶があり美しく仕上がりました。
屋根の経年劣化を放置すると、雨漏れのリスクにもつながるので危険です。
定期的に信頼できる業者にメンテナンスしてもらうことをお勧めします。
記事内に記載されている金額は2024年09月30日時点での費用となります。
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