まずジョリパットの特徴についてご紹介します。ジョリパットはフランス生まれの塗り壁材の一つです。漆喰やモルタルのように粘性があり、仕上げ材としてモルタルの下地に塗って外壁を形成していきます。
ジョリパットは、外壁にさまざまパターンや模様を描けるのが最大の特徴で、世界に1つしかない仕上がりになります。ジョリパットは
色もデザインも豊富で、140種類以上のカラーと100種類以上のデザインから選ぶことができます。
またジョリパットは色の種類以外にも、色あせがしにくい
耐候性、汚れが付きにくい
低汚染性、不燃材料認定を習得している
不燃性などといった様々な特徴を持っており、これらの特長が壁面の長期の耐久性と美観を維持しています。
ジョリパットの点検時期についてですが、窯業系サイディングなど他の外壁材と同様にジョリパットも
色褪せが外壁塗装の1つの目安となります。ただし、ジョリパットの中には
ジョリパットインフィニティのように30年間経過してもほぼ色褪せしないものも存在します。褪色はゆっくりと起こりますので、気付きにくいのものです。
築10年程度が経過したら、点検することをお勧めします。
また、晴れている日に水をかけて
水で濡らした跡がいつまでも残っているようなら、塗膜の防水性が落ちてきているので、明らかに外壁塗装のサインです。他にも
手洗いで汚れが落ちにくくなったり、
藻や苔等が繫殖していたり、
ひび割れが発生していたりすると外壁塗装を行わなければならない時期が来たといえます。
ただし、塗装業者ならどこに頼んでもいいというわけではなく、
一般的な外壁材に比べると、ジョリパットはそれを知り尽くした業者でないと後に不具合が起こることもあります。そのため、信頼できる業者を選ばなくてはなりません。
今回の塗り替えでは改修専用タイプのジョリパットフレッシュを使用しています。こちらは古くなったジョリパットの上からローラーで簡単に施工することができ、ジョリパットならではの質感をよみがえらすことが出来ます。
また、高規水性塗膜により、汚れの付着を防ぎ、美観を長期間保つことができます。さらに耐候性の良い樹脂を使用しているので塗膜の耐久性も向上しています。
綺麗に仕上がりました。
最後にジョリパットのデメリットについてもいくつかご紹介いたします。まずデザインによっては汚れが溜まりやすい点です。ジョリパットは凸凹のついたデザインのものが多いため、ホコリなどの
汚れが溝の部分に溜まりやすく、
デザインによっては汚れが目立ちやすい場合があります。他にも
高圧洗浄はできないというデメリットがあります。ジョリパットは高圧で洗浄するとパターンの凹凸が剥がれてしまったり、大きく吸水してしまい内部に水が溜まってしまうといったことがあります。耐えられる水圧は劣化の状態によって変化しますので、どこまでなら大丈夫と具体的な数値を挙げることはできません。
今回はジョリパットについてご紹介させていただきました。
私たち街の外壁塗装やさんはジョリパットなど、専門的な知識が求められる外壁塗装に関してもご対応しております。
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記事内に記載されている金額は2022年06月28日時点での費用となります。
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