今回は江南市で錆びてしまった鉄部を赤で塗装しました!塗装を行った鉄部には通常錆は発生しません。しかし、経年劣化などで塗膜にひびが入ってしまった場合はそこから錆が発生してしまいます。錆が発生してしまいますと様々な悪影響が生じてしまうため定期的にメンテナンスを行う必要があるのです。
塗装を行った鉄部には通常錆は発生しないと言いましたが、これは鉄部に塗装を施した状態だと「
塗膜が覆っている」ので、錆は発生しないのです。しかし、経年劣化や地震などにより、塗装に「
ひび割れ」などが生じ、鉄部が剥き出しの状態になると、錆は発生してしまいます。
錆が発生してしまう原因は剥き出しの鉄部に雨が反応するためです。
錆というのは、雨や湿気による酸素を含んだ水分と塩分が、鉄に触れることで酸化鉄になった状態を指します。また、鉄が錆びてしまうと、錆が広がり、細部の腐食が進行していきます。そのため、鉄が錆びると鉄部の塗料が剥がれ落ちるだけでなく、状態によっては躯体部分の強度が落ち、指で押すだけで躯体部分が曲がることもあります。
まず、塗装作業を行う前に下準備として
ケレン作業を行います。このケレン作業とは、主に鉄部をヤスリで擦り、汚れや錆を落とし塗料の付着をよくする作業です。鉄部は塗料の付着が悪いので、ケレンが不十分なまま塗装をすると、塗装後2~3年で剥がれてくることがあるので注意が必要です。
なぜ、ケレン不十分な状態で塗装を行うと塗料が剝がれやすいかといいますと、ホコリなどの汚れを落とさないまま、なおかつ表面の凸凹が少ない状態では塗料は被塗面にしっかり食いつかないからです。
そのため、ケレン作業をしっかりと行わないで塗装を行った場合、その部分は風雨や紫外線にさらされれば、塗面が簡単に剥がれ落ちてしまいます。剥離は見た目にも良くないだけでなく、剥がれた箇所からさびなどの劣化が進行し、さらにその錆を放置しておくと、構造物を劣化させ損傷させる原因にもなります。
そのためケレン作業しっかりと行う必要があるのです!
次に下塗りとして全体に錆止めをしっかり塗布していきます!鉄部の下塗りには必ず錆止め塗料を塗布します。
錆止め塗料は錆が発生する原因となる浸水などを素材から守るための強固な皮膜を作ってくれます。
錆は進行していくと素材の強度が低下してしまったり、雨に流されて他部分に移ってしまうこともあります。
そのため、しっかりと錆止めを塗布を行います!
しっかりと錆止めを塗布したら仕上げの上塗り作業を施工していきます!錆止め塗料は錆を抑制するのには効果を発揮しますが、紫外線にとても弱く、そのままの状態ですとかなり早く劣化してしまいます。そのため建物の外壁や屋根などと同じように中塗り・上塗り作業は必須作業です。
また、塗装を行う上で色褪せしにくい色を選ぶという事も重要な作業です。
なぜなら外壁塗装などは太陽光による色素の切断も、化学変化も、絶対に避けることができないからです。コート材などを塗布することによって進行を遅くすることはできますが、それでもいつかは色褪せしてしまうのです。
そのため、塗装を行う際は色褪せしにくい色を選んだ方がいいといえます。
赤色・黄色・紫色が色褪せしやすい色と言われております。この中でも赤色が一番色褪せしやすく理由としては塗料に含まれる顔料の耐光性が高くないためです。
逆に色褪せしにくい色は白色・黒色・青色と言われております。その中でも白色が一番色褪せしにくいといわれていますが、白色には汚れが目立ちやすいという弱点もあるので注意が必要です。
上塗り作業が終わり塗料がしっかり乾燥すれば作業完了です!
私たち街の外壁塗装やさんでは外壁塗装だけでなく、今回のような鉄部の塗装なども行っております。
点検・調査・御見積書の作成に関しましては無料で承っておりますので、ご相談などがありましたらお気軽にお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2022年07月30日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、
屋根塗装、
外壁・屋根塗装、
ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。