雨戸は建付けが悪くなったなどの不便さを感じるなど日常的な使用に関してのストレスがなければ、メンテナンスをしようと考えることはあまりないかもしれません。しかし、鉄製雨戸などは定期的にメンテナンスを行わないと、劣化することで錆が発生し、その状態を放っておくと穴が開いたりしてしまう恐れがあります。もしそうなってしまうと雨戸の交換しないといけなくなり、多くの費用がかかってしまいます。なので、そうなる前に塗装を行いましょう!
雨戸の塗装を行う最大の理由は雨戸の劣化を防ぐことにあります。塗装を行うことにより、雨戸は塗膜に覆われて、雨や紫外線による部材の劣化を防ぐことができます。雨戸は鉄製や木製といった種類がありますが、塗装はいずれの場合も必要になります。
もし雨戸の塗装メンテナンスをせずに放置していた場合、
木製の雨戸は雨や湿気の影響で徐々に木材が腐っていき、最終的にはボロボロになってしまうでしょう。また
金属製の雨戸・戸袋の場合、塗装メンテナンスをしないことで生じやすいトラブルは錆です。錆は雨戸・戸袋の見た目が悪くなるだけでなく、さらに悪化すると木材と同様に
腐食してボロボロになってしまいます。
塗装をしても
部材の劣化を完全にゼロにはできませんが、劣化スピードを遅らせることは可能なのです。
雨戸の塗装が必要な時期についてですが、以下の症状が出ていたら、塗装を行う時期が来たといえるでしょう。
1.手で触ると粉が付く
雨戸を触ったときにチョークの粉のようなものが手についたら塗装時期といえます。
これはチョーキング現象と言い、塗膜の劣化が確認できる代表的な劣化のサインになります。
2.変色や色あせが起きている
雨戸を新しく設置した時と比べて、明らかに変色や色あせが起きている場合も、そろそろ塗装を検討するべきタイミングです。
この色あせが起こるのは、主に紫外線が原因となります。
3.錆が発生している
金属製の雨戸の場合、塗膜が剥がれ、露出した金属が雨水によって腐食を起こすと錆が表れてきます。
錆は放っておくと周囲に広がり、色が移ってしまうこともあります。同時に強度も落ち、簡単に割れてしまうこともありますので、たとえ小さくても錆が発生してしまった場合は広がる前に塗装を行うことをおすすめします。
雨戸の塗装を行う時も外壁塗装などと同様に下地処理を行います。
これは外壁と同様に事前にしっかりと洗浄を行わないと塗料がしっかりと密着しないためです。
高圧洗浄機を使って雨戸を洗浄した後に下地調整としてケレン作業を行い、
金属部分の表面に微細な傷をつけて塗膜が密着しやすい状態に整えます。この作業は金属ではなく、木製の場合でも古い塗膜を取り除くために行います。
ケレン作業が終わったら、下塗りとして
錆び止めを使用します。金属製の雨戸には雨や湿気の影響で錆が発生しやすく、下塗り時に錆止め塗料を塗っておくことで、錆の発生をできる限り抑制できるのです。
次に同じ塗料を使って中塗り・上塗りと2回塗装を行います。
ここで2回に分けて塗る理由は、
塗膜を最適な厚みに仕上げるためです。塗り重ねることによって簡単に剥がれない丈夫な塗膜を雨戸の表面に作ります。
綺麗に仕上がりました!
雨戸は木材や鉄部の劣化状況によっては部分的な交換、作り直しが必要なケースもあります。
私たち街の外壁塗装やさんでは無償で点検を行っておりますので、もし「これって塗装できるの?」と疑問をお持ちの方はまずはお気軽に一度ご相談ください。
記事内に記載されている金額は2022年08月30日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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