名古屋市緑区で塗膜が膨れてしまった擁壁を塗り替えしました!擁壁は通りから眺めたときに眺めの良さや角度によって変わってきますが、1番最初に目が付くところです。塗装すると雰囲気もガラッと変わってりますのでご自宅の見栄えが気になる方は是非一度塗装をご検討ください。
擁壁は屋根や外壁と異なり普段からあまり劣化状況などを気にされる方は少ないかと思います。擁壁の耐用年数は、RC造(鉄筋コンクリート造・無筋コンクリート造)であれば30~50年ほどと言われております。この耐用年数にかなり幅がありますがこれはコンクリート擁壁の厚さや、環境によってその耐用年数が大きく変わってくるためです。
擁壁の劣化で一番気になる方が多いのがコケや藻の付着とひび割れです。
これらの症状が出てきたら塗装のタイミングが来たといえるでしょう。
外観的に古びた印象を与えてしまうコケや藻は、美観が大きく損なわれるだけではなく、人体への影響も少なからずでてきます。コケや藻は、高圧洗浄で綺麗に洗い流すことができます。しかし、水圧で汚れを流そうとしてもコケなどがこびりついていてとれない場合や、洗浄面がデコボコしている場合には、洗剤を使用し、より綺麗にする「バイオ洗浄」を行います。
ひび割れは放置しておくと雨水が入り込み鉄筋のサビを発生させます。サビが発生すると美観を悪くするだけではなく、倒壊の危険もでてきますので、早めの対処が必要です。
次に実際の擁壁塗装の様子についてご紹介いたします。
まず最初に高圧洗浄を行い、余分な汚れを落としてから下塗りを行っていきます。
この下塗り作業ではシーラーやフィラー、プライマーと呼ばれる下塗り用の塗料を塗布していきます。塗り残しがないように丹念に塗っていきます。
下塗塗料がしっかりと乾燥しましたら今度は中塗りを行っていきます。
塗料を擁壁に使用する際には気を付けなければならないことがあります。それは擁壁の塗装には透湿性のある塗料を使わなくてはならないという事です。
なぜなら擁壁のコンクリートは水が染み込みやすい建材だからです。水は水蒸気になると体積が1650倍に膨張します。そのため通常の塗料では水分や水蒸気で、膨れや剥がれが起こってしまうのです。
なのでコンクリートの塗装にはそれに合わせた塗料を使わなければなりません。通気性に優れた塗料を使うことが絶対条件です。
中塗りが完了しましたら、最後に上塗りを重ねていきます。
この仕上げの塗りを2回行わないと、ローラーの塗り跡が残ったりすることがあり、見た目も悪くなります。もちろん、耐久性にも影響が出ますので、しっかり作業します。この上塗り塗料がしっかりと乾燥したら完成になります。
綺麗に仕上がりました!
お住いの印象を決めるのは建物だけではありません。擁壁も印象を左右する重要な部分になります。
また擁壁に限らず、私たち街の外壁塗装屋さんでは門扉や塀の塗装なども行っておりますので塗装に興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2023年04月27日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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