名古屋市守山区で外壁塗装を行いました！塗装を行うときには下準備として高圧洗浄を行います。この高圧洗浄とは、塗装する際に溜まっていた汚れなどを機械を使って、水の圧を上げ、塗装する前の綺麗な下地を作りあげる作業です。今回はそんな高圧洗浄についてご紹介いたします。
塗装を施工するのに当たってまずは下地処理作業として高圧洗浄をを行います。業務用の高圧洗浄機を使用して作業するので、手に当たると切れてしまうくらいの水圧です。
なぜこの作業を行うのかというと塗装を行う箇所に汚れや苔が残っていると、
塗料の密着が保たれず、早期に塗膜が劣化してしまうおそれがあるからです。そのためしっかりと高圧洗浄によって汚れを落としてから塗装を行うのです。
次になぜ建築後、塗装後しばらくは綺麗な外壁が気づかないうちに汚れや苔が付着してしまうのかについてご説明します。
結論から言いますとこれは外壁材を保護する塗膜が劣化していることが主な原因なのです。
通常、建築後も塗装後も外壁材が塗料でコーティングされています。そのため汚れが多少付着しても雨が降れば汚れを洗い流してくれます。
しかし、その塗膜は太陽光や雨に晒されることで徐々に効果をなくしてしまいます。塗膜の寿命は塗装の際に使う塗料によって変わってきますが、例えば、耐用年数が10～12年のシリコンなら2~5年で汚れが付着し、8年程度で落ちにくい汚れとなり、10年で塗料本来の効果はほとんどないといった感じになります。
毎日過ごしているお住いとはいえ、外壁のわずかな変化を気づくのは非常に難しいです。そのためにも建築後でも外壁塗装後でも使用した塗料の耐用年数をしっかりと把握し、次回の塗装時期をチェックしておく必要があります。
外壁の汚れの中で最も厄介なのは「苔」です。苔は塗膜を突き破り外壁に付着し根を張ります。しぶとく付着する苔を放置すると塗膜内部で浸蝕し更に被害を拡大していきます。
この苔は主に日当たりの悪い北面に発生が多くみられます。このような表面に付着しているコケは、建物へのダメージは少ないです。しかし、コケは胞子をまいて増殖します。建物にコケがあるということは、建物内にコケの胞子が入ってしまう可能性があります。コケは、アレルギー性皮膚炎誘発物質となり、アレルギー反応を体に及ぼす危険があるので注意が必要です。
この表面のコケは放置しているとどんどん増殖していきます。また、
ずっと外壁に付着しているとコケが根を張って素材自体が中性化反応を起こして脆くボロボロに崩れやすくなってしまいます。
この苔は水洗いで落ちないからとブラシでこすると外壁が傷んでしまい、強い洗剤を使用すると周囲の板金へも悪影響を及ぼします。
付着したばかりの苔は簡単に洗い落とせますが、繁殖してしまった際には外壁に適した洗剤を使用してのバイオ洗浄を行いましょう。
次に今回の塗装現場で行った実際の高圧洗浄の様子についてご紹介します。
雨樋は塗装せずに放っておくと、紫外線によって耐久性が弱くなり割れやすくなってしまいます。そのため塗装を行い耐久性を高める必要があります。雨樋も塗は常に屋外にあることもあり、泥や苔が付着しているのでしっかりと洗い落とします。
破風板も素材保護や美観を維持するために塗装が必要です。そのため高圧洗浄を行い、破風板の表面に付着した汚れを洗浄して取り除きました。
軒天は放っておくと素材が湿気を吸い込み続けて、カビや表面の剥がれ、破損を引き起こす恐れがあるため塗装を行う必要があります。軒天に付着している汚れを高圧洗浄で取り除くのでが、 軒天は有孔板と呼ばれる小さい穴や換気口があるため、高圧洗浄は注意しなければなりません。 高圧洗浄によって雨漏りが発生することもあるため、水圧を抑えるなどの工夫が必要です。
付帯部・バルコニー・窓枠などといった場所も塗装を行う際に高圧洗浄を行います。
バルコニーのような防水加工を行う場所でも加工前に洗浄を行います。もし汚れ等が残ったまま防水工事をすると、密着も悪く、うまく防水機能が発揮できません。そのためまずはしっかり下地を整えてから防水していきます。
今回は高圧洗浄についてご紹介いたしました。
私たち街の外壁塗装やさんは外壁塗装はもちろん外壁張替・カバー、外壁洗浄のみの施工も承っております。もし、お住まいの状態が気になる方はお気軽にお問い合わせください。お待ちしております。
記事内に記載されている金額は2023年09月07日時点での費用となります。
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