既存コーキングを撤去していきます、ボンドブレーカーを必ず設置しましょう
今回は、弊社の事務所から徒歩5分のお客様からお問い合わせ頂きました。いつもありがとうございます。
外壁のコーキングが触ったらベタベタするから確認してほしいとご相談を頂きました。現場にて確認したところ、コーキングが硬化不良を起こしていました。
コーキングの硬化不良の原因として、可塑剤の劣化や表面への浮き出しが挙げられます。可塑剤が表面に染み出してくると、コーキングが硬化し脆くなり、ひび割れや剥離といった症状が現れる可能性があります。また、経年劣化による外部要因や適切なメンテナンスが行われていない場合も、硬化不良の原因となることがあります。
そこで、既存のコーキングを全て撤去して新しいコーキングを新設していく工事をご提案させて頂きました。
まずは、硬化不良を起こしているコーキングを全て撤去していきます。撤去が完了したら、ボンドブレーカーを設置していきます。
ボンドブレーカーとは、
「絶縁テープ」とも言い、目地が深くない場合に、シーリング材の3面接着を回避する目的で目地底に張り付けるテープ状の材料です。
ボンドブレーカーは、国交省の建築工事共通仕様書にて、「紙、布、プラスチックフィルム等の粘着テープで、シーリング材と接着しないものとする」と規定されています。
ボンドブレーカーには、クラフトテープ(ポリウレタン系、ポリサルファイド系用)とポリエチテープ(ポリイソブチレン系、シリコーン系、変成シリコーン系用)があり、シーリング材の材質に合わせたものを使用します。

ボンドブレーカーを設置したら新設するコーキングを密着よくさせる専用プライマーを塗っていきます。
いよいよコーキングを打って仕上げていきます!
コーキング新設工事でコーキング充填とヘラでならし仕上げする際に注意すべき点は、まず施工箇所の周囲を汚さないようにマスキングテープで保護することです。コーキングを充填する際には、隙間をしっかりと埋めるように注意し、均等に充填することが重要です。
また、ヘラでコーキング材をならす際には、コーキング材が乾燥するまで触らないように気をつけてください。形が崩れてしまう可能性があるため、数日間は触らないようにしてください。
綺麗に仕上がりました!これで硬化不良も改善され、雨漏れの心配もなくなりました。
コーキング新設工事は街の外壁塗装やさん名古屋東店にお任せください!
記事内に記載されている金額は2024年07月24日時点での費用となります。
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