緑区の戸建て住宅にて、先日の雨で家の中の雨漏れがひどくなったと連絡が入りました。
まずは目視からの点検を実施しました。
玄関や廊下、応接間の天井のクロスに雨漏れの兆候が確認出来ました。
天井のクロスはひび割れ(クラック)や捲れ(めくれ)、カビが発生していました。
多少の雨漏れでは、天井のクロスが剥がれ落ちる事がありません。
短期的な雨漏れではカビは発生しにくいので、中長期的な雨漏れが予測されます。
次に天井裏を確認していきます。
雨漏れしている箇所の天井(石膏ボード)には染みがあります。
他に、木部にも濡れていた様な跡があり、その末端ではカビや木くずがあることが分かりました。
雨漏れしていた箇所の屋根を見ていきます。
今回は玄関や廊下、応接間の上に天井裏があり、その上はスレート屋根(下屋根)となっていました。
屋根をよく見ると、棟板金や谷板金のコーキングが切れている事が分かります。
又、スレート屋根も経年劣化が見受けられます。
続けて、散水試験を実施しました。
散水試験では、低い箇所から水を掛けていきます。
一人は屋根の上から水を掛け、もう一人は天井裏で待機して水の侵入がないか注意深く確認します。
棟板金に水を掛けた所で、水が天井裏に侵入してきました。
散水試験により雨漏れの原因箇所が予想出来ましたので、天井裏の掃除をしていきます。
天井裏のカビや木くずをできる限り撤去します。
塗れている箇所もしっかり拭き掃除を実施します。
今回の雨漏れの原因は、コーキングの経年劣化により雨漏れに繋がったと予想されます。
今後の雨漏れ防止の為に、棟板金や谷板金のコーキングを厚めに施工します。
ここまで出来れば、今後雨が降ったりしても室内への水の侵入が防げる為、安心です。
記事内に記載されている金額は2024年08月02日時点での費用となります。
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