高圧洗浄で汚れを取り除きました




塗装前の高圧洗浄です。汚れを取り除き塗料の密着を高めます。 また、洗浄後に再度塗装面を点検して汚れに隠れていた亀裂などをチェックしました。
最近モルタルで補修された一面がありますが、こちらはまだ施工されて間もないため、表面にセメントの粒子が浮いています。これを強力なトルネード洗浄で削り落とすことで塗料の付着力が発揮されます。
クラック(亀裂)の補修にかかります


亀裂に沿って幅10mm深さ15mmのU型溝を掘っています。
U型の溝にすることで補修材の接着面積を広くとることができ、また、補修材はある程度の厚みを持たせないと本来の性能を発揮できないのです。
鉄筋コンクリートにできた亀裂の補修方法には、他に低粘度のエポキシ樹脂を亀裂の中に注入する工法もあります。
亀裂の大きさや状況に応じて使い分けが必要です。


補修材を付着させるための専用プライマーを塗布します。
亀裂の一部には内部の鉄筋が露出しているところがありましたが、防錆効果もあるこのプライマーなら錆止めも兼ねられるので便利です。
マンションなどの大規模修繕工事での爆裂補修や亀裂補修ではよく使用されるプライマーです。




今回使用したのは亀裂補修のUカット工法専用の補修材「Uカットワン」です。 補修で使用する樹脂の中では最も付着力が高いエポキシ樹脂を含んでいます。
硬化した後も弾力性があり、亀裂の動きに追従してくれます。
充填後は溝の深さを5mmほど残してヘラで抑えて密着させます。


エポキシ樹脂充填剤が硬化したら、溝の残り5mmを樹脂モルタルで埋めて亀裂補修が完了です。
記事内に記載されている金額は2020年01月27日時点での費用となります。
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