今回は「ポールに車をこすってしまったから塗装がしたい」とご連絡をいただいたことが工事のきっかけでした。
調査してみるとポールは大きくこすれ塗装が剥がれてしまっていました・・・。
ポール塗装工事をご提案し、ご依頼いただきましたので着工となりました。
工事後は「ポールが綺麗になって良かった」とお喜びの声もいただきました(=゚ω゚)ノ
使用材料
ファインウレタンU100(エコロエロー)
街の外壁塗装やさんでは、住宅や施設の外壁塗装だけでなく、門扉やフェンス、ポールといった金属部の塗装も承っています。
今回ご紹介するのは、横浜市鶴見区佃野町で行ったポール塗装の施工事例です。
ポール塗装は見た目の美観を保つだけでなく、錆の進行を防ぎ、耐久性を高めるための重要なメンテナンスです。
ここでは、施工前の状態から仕上がりまでの流れを詳しくご紹介します。
現地調査を行ったところ、ポールの表面には塗膜の剥がれや色褪せ、錆の発生が見られました。
車が当たってしまったようで塗膜が剥がれ、下地が露出している状態でした。
このまま放置すると、金属部が腐食して強度が低下し、ポール本来の機能を果たせなくなります。
そのため、今回は下地処理から丁寧に再塗装を行うことにしました。
ポール塗装の基本は、まず旧塗膜と錆の除去です。
マジックロンで表面を研磨し、密着性を高めるために丁寧に清掃を行いました。
次に使用したのが、日本ペイントの「ハイポンファインプライマーⅡ」です。
これは弱溶剤形エポキシ樹脂系の錆止め塗料で、鉄部や金属部分に優れた防錆効果を発揮します。
しっかりと下地を保護することで、後の塗装が長持ちし、仕上がりの美しさも格段に向上します。
この工程が、金属塗装において最も重要なポイントの一つです。
下塗りが完全に乾燥した後、中塗りを行いました。
使用した塗料は日本ペイントの「1液ファインウレタンU100(エコイエロー)」です。
この塗料は耐久性・光沢保持性に優れており、屋外でも長期間美しさを維持します。
中塗りでは、ローラーを使って均一に塗り広げ、発色を確認しながら塗膜の厚みを確保しました。
中塗りを丁寧に行うことで、最終的な仕上がりの色ムラを防ぎ、密着力を高めます。
上塗りも同じ「1液ファインウレタンU100」を使用しました。
色はエコイエローで、視認性が高く安全性にも寄与する鮮やかな仕上がりとなりました。
上塗りは仕上げの工程であり、表面の光沢や滑らかさを整えるだけでなく、紫外線や雨風からポールを守る保護膜を形成します。
職人がローラーの動きを一定に保ちながら丁寧に塗り重ねることで、ムラのない美しい表面が完成しました。
施工完了後のポールは、鮮やかな黄色が際立ち、周囲の景観とも調和しています。
塗膜は均一で光沢があり、見た目だけでなく防錆性能も大幅に向上しました。
施工前には剥がれや傷が目立っていたポールも、まるで新品のような美観を取り戻しました。
また、今回は通行や車の接触が多いエリアであったため、耐摩耗性にも優れるウレタン塗料の採用が最適な選択でした。
ポール塗装は、一般的に5~7年程度で再塗装が推奨されます。
特に屋外で日光や雨に直接さらされる環境では、塗膜が紫外線や熱で劣化しやすくなります。
塗装の劣化サインとしては、以下のような症状が挙げられます。
・色あせや光沢の低下
・塗膜の剥がれ、浮き
・錆や腐食の発生
・チョーキング(白い粉状の汚れ)
これらの症状が見られた場合は、早めの再塗装で劣化の進行を防ぐことが大切です。
今回の施工では、下地処理から仕上げまでを丁寧に行い、美観と耐久性を兼ね備えた仕上がりを実現しました。
ポール塗装は一見小さな工事に見えますが、適切な工程と塗料選びが長持ちの鍵です。
街の外壁塗装やさんでは、外壁だけでなく、フェンス・手すり・鉄骨・ポールなど金属塗装全般に対応しています。
安全性と美観を保つためにも、ぜひ一度ご相談ください。
記事内に記載されている金額は2025年10月23日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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