大阪市淀川区にある積水ハウス施工築40年3階建て住宅の改修工事がスタートしました。
外壁のタイル部分には金属サイディングをカバー工法で被せ、モルタル部分は塗装で施工していきます。
現場調査の時の様子は下記ブログ参照
まずは施工前の全観のご説明です。こちらの面はタイル張りになっていますが今回の工事で金属サイディングをタイルの上から張っていきます。既存の外壁材を撤去せずに金属サイディングを張る工法をカバー工法と呼んでいます。比較的人通りの多い通りに面して建っている為、施主様が地震などでタイルが落下することを心配されていたため、サイディングを張ることになりました。
タイル部分は外壁の一面のみで残りの三面はモルタル外壁です。築40年でメンテナンスもしていなかった為、劣化はかなり進行しています。1階部分はガレージと倉庫になっています。写真に写っている面もサイディングを張るか悩まれていましたが今回は塗装することに決まりました。クラックなども多く塗装前に全体的にコーキングなどでクラックを埋める下地調整が必要です。
足場の架設は朝一から5人態勢で行い、夕方前に全体を組み終わりました。
今回はお隣のホテルの方が敷地内に足場を組んでもいいよとおっしゃって下さりました。
施主様の敷地内で足場を組もうとすると壁との間隔がかなり狭く作業が非常にやりにくく
ホテルの方が敷地を貸して下さったおかげでとても助かりました。ありがとうございます。
それぞれの改修方法
バルコニーの土間裏は大きく深く亀裂が入っているため、コーキングのみでは補修しきれませんので左官補修を行います。
外にある鉄骨階段は大同塗料のユカクリートという床用の塗料を3回塗りで施工します。
鉄骨階段裏は他の鉄部同様にケレンをして錆止めを入れてから塗装します。かなり劣化しているため入念なケレンが必要です。※鉄部のメンテナンスは5年に1度!小まめな手入れが節約の秘訣
こちらの庇ですが、見てお判りいただける様にかなり劣化が進行してしまっているためこちらは塗装ではなく張り替えで対応させていただきます。
足場の架設が終了したら建物全体を高圧洗浄機で洗浄していきます。
洗浄が終了後屋上の鉄部から施工を開始していきます。
立派な住宅にプラスしてかなり大規模に改修工事を行いますので
工事終了後の姿が今から非常に楽しみですね。人通りも多いので反応も気になります。
今後もブログで工事の様子をご紹介していきたいと思いますのでお楽しみに!
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記事内に記載されている金額は2020年03月14日時点での費用となります。
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