街の外壁塗装やさんのHPをご覧になりお見積り依頼をいただいていた大阪市淀川区のお客様から
正式な工事のご依頼をいただき、現在工事着工に向けて着々と準備を進めています！
施工前の全観です。築１２年の２階建て住宅で外壁はサイディング、屋根はカラーベストです。
外壁の色褪せと共に外壁目地のシーリングの劣化を気にされて外壁塗装のご決断に至ったそうです。
外壁の表面を手でなぜると手が白くなる「チョーキング現象」が外壁塗装の目安だと言われていますが、チョーキングも起きていませんでした。ですが築１２年は経っていますのでこの段階で塗り替えてしまうのが一番コストを抑えられます。劣化が進行してからでは下地処理などに余計な費用がかかってしまいます。
サイディング外壁の場合、目地の劣化が一番誰の目で見ても「劣化しているな」と判断できるためシーリングの劣化で外壁塗装を考えだす方も多いですね。目地シーリングもブリード現象により黒ずんではいますが破断や剥離などの大きな劣化はみられませんでした。
私が現場調査にお伺いさせていただき、お見積りをご提出させていただくときに
一緒にアンケートの記入をお願いしたところ、快くご協力くださいました。
最初に御見積書をご提案させていただいた時には外壁の目地に新しく充填するシーリング材は
一般的に使用されるNB（ノンブリード）のシリコンタイプでご提案させていただいておりましたが、
少しお値段が上がってしまいますが、NBシリコンタイプの物よりも
耐久性が高いシーリング材もご提案させていただけますとご説明させていただき、
オート化学工業株式会社の商品「オートンイクシード」という材料をご提案させていただきました。
今回外壁に使用する塗料は下記の３パターンご用意させていただきました。
①シリコン塗料「日本ペイント：オーデフレッシュSi１００Ⅲ」
耐用年数は１０～１２年で弊社での塗膜保証は６年です。
②ラジカル制御型塗料「日本ペイント：パーフェクトトップ」
耐用年数は１２～１５年程で弊社での塗膜保証は７年です。
③フッ素塗料「日本ペイント：ファイン４Fセラミック」
耐用年数は１５～１８年程で弊社での塗膜保証は１０年です。
一般的なシーリング材は早いと５年～大体１０年前後で劣化してきますが
オートンイクシードは１５年近い耐久性を持つと言われています。
そのことから私はフッ素塗料で外壁を塗り替える場合、
是非とも！とオートンイクシードをお勧めしています。
せっかく外壁に耐用年数の長い良い塗料を使用しても
目地のシーリングが塗膜の耐用年数よりもはるかに早く劣化してしまったら
また足場を組んで工事をしなければいけなくなってしまいますよね？
そのため耐用年数の長い塗料を使う場合は目地のシーリングも
耐久性の高い物をお勧めさせていただいています。
今回お施主様は②番のパーフェクトトップを選ばれましたが
シーリング材は「オートンイクシード」をご希望されましたのでその仕様で施工します。
契約後は着工の段取りを組みつつお施主様には外壁の色を考えていただきます。
現状とあまり変えたくない場合比較的スムーズに色は決まりますが、
今回はどうせ塗り替えるなら少しイメージチェンジもしたいと仰られていましたので
まずはどんな感じの色が良いかなど大まかなイメージをお伺いさせていただきました。
「黄色＋茶色、グレー＋グレー系の青、ブラウン＋オフホワイト」等々
幅広い色で悩まれていましたので、まずはカラーシミュレーションで
色のイメージを掴むことから行いいくつかのシミュレーション画像の中から
理想に近いものを複数絞っていきましょうとご提案させていただきました。
これ以外にも１０枚程カラーシミュレーション画像をお送りさせていただきました。
指で塗り絵の様に塗っていくのでどうしても完璧に綺麗に塗れないのが心苦しいですが・・・
色が全く決められない・色のイメージが付かない時などには非常に参考にしやすいです。
あくまでもイメージ画像なのでこの中からイメージに近い物を絞った後に
もう少し具体的に色をシミュレーションで決定していき、その後見本板を取り寄せて
実際に外壁と合わせて、最終決定していただこうかなと思っています(^^)
今後長らく簡単に変えることはできないため慎重にゆっくりお考えいただいています♪
こちらの現場は私「藤井」が担当させていただいております。
記事内に記載されている金額は2020年04月08日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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