既存のモルタル壁の上から サイディングを張るカバー工法です
カバー工法とは、古い外壁をそのままに上から防水紙+通気胴縁+金属製の軽いサイディングを重ね張りする方法です。既存を撤去、処分する手間が省ける為張り替えより費用を抑えられます。通気胴縁によってできた隙間から水分を排出しやすくなるため、防水性能も向上します。しかし壁内部の通気は確保できない為、壁断熱を行う場合は外張り断熱材を同時に行った方が良いでしょう。現在の外壁が劣化している場合は、カバー工法では対応できない場合もあります。また、外壁が厚くなるため、屋根などが収まらなくなります。外周部のスペース不足などの理由で選択できない場合もあります。そういった場合は、既存外壁を撤去して張り替える事になります。
透湿性防水シートとは「湿気を透過させ、水滴を防ぐ機能を持ったシート」の事です。雨水などの水を防ぎ、湿気を通して外に逃がす為に使われるシートです。防水の目的のシートになり、0.5~3㎛程の小さな穴が沢山開いています。水蒸気の様に小さな粒子は通過させますが霧や雨の様な大きな粒子は通さない様になっています。そして、透湿防水シートを張ってから下地の通気胴縁を取付ます。
〇既存の外壁を撤去しない為、重量のある窯業系などのサイディングは避け軽量の金属サイディングがオススメ
〇サイディングに合わせて、シーリングにも耐久性の高い材質を選んでおくと次回のメンテナンスまでのサイクルを延ばすことが出来ます。サイディングとシーリングの寿命は要確認。
〇外壁外張り断熱、断熱サッシ交換、バルコニーFRP防水やり直しは、外壁の補修が必要になる為、同時に行うと合理的です。
記事内に記載されている金額は2020年11月16日時点での費用となります。
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