リシン吹き付け作業中
戸建て住宅のリノベーションで、ガレージを新設しました。壁の塗装はリシン吹き付けです。吹き付け作業をする際は養生をしっかりしてます。養生をきちんとしていないと、汚れてはいけない所にまで塗料がついてしまいますので養生は重要になってきます。
上の方までしっかりと吹き付けていきます。リシンガン自体の重さは840gから1125gくらい(種類やメーカーによる)ですが、そこに塗料が入るのでずっと腕を上げていると大変そうですが、そこは職人さんの技術ですね!
リシン吹き付け作業が終了しました
塗料の中に骨材を呼ばれる砂状の材料を混ぜたものを吹き付けると表面がザラっとした仕上がりになります。土壁とイメージが近いので和の家などの雰囲気があり使われている方も多いですね!かつては日本の住宅で広く普及した外壁の仕上げ方法です。他にリシン掻き落としという方法もあります。左官屋さんが行う外壁仕上の仕様です。しかし施工費が高い・工期が長くなる・施工できる職人さんがいないとの事で選ぶ人は少ないです。しかし、吹付とは違いリシン材を数ミリ塗り付けた凸凹の表面がなんとも重厚感ある仕上がりになるのです。
メリットデメリットでいえば、透湿性に優れていて雨水を自在に浸透・放出させる機能を持っています。良い所は汚れにくく落ち着いた雰囲気で、チョーキングが出にくいと言ったところです。デメリットと言えば、苔が生えやすいという所です。
モルタル外壁の塗装仕上げの種類
◎スタッコ仕上◎
スタッコ材(合成樹脂エマルション系・セメント系など仕上塗材)を外壁に5㎜から10㎜程度の暑さで吹き付けしていきます。コテやローラで表面に凸凹を作っていき、石材のような風合いで高級感がある外壁に仕上がります。
◎吹付タイル仕上◎
吹付タイル仕上は一般的なタイルを張り付けするのではなくて、主材をタイルガンやカップガンと呼ばれる機械を使って外壁に取材を飛ばして塗装をする方法です。タイル材については、価格の安いアクリル系もありますが、シリコン系・フッ素系もあるので耐久性を高めた仕上が可能です。弾性タイルもあるので、モルタル特有のひび割れも起こりにくくすることが出来ます。
◎左官仕上げ◎
左官仕上げは、ハンドメイドな雰囲気を作れる仕上方法です。コテなどの道具を使って仕上げるので、職人によって模様などが異なります。左官仕上げの中でもコテ仕上げ・刷毛引き仕上げ・扇仕上げなど種類があります。外壁に変化を付けれる楽しみがありますね。
こちらの現場は私が担当しております
記事内に記載されている金額は2020年11月14日時点での費用となります。
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