今回の現場は大阪市東淀川区にある駅前に建っているビルです。
人通りも多く、道路も狭く、建物と建物の間隔も非常に狭く少し大変な現場ですね。
築４０年程経っており、店舗入り口部分はタイル張りですがその他の部分はALC外壁です。
今回の工事内容は以下の通りです。
①タイル面に金属サイディングをカバー工法で被せる
②ALC外壁部分の塗装工事（左官補修・シーリング工事含む）
③屋上のウレタン塗膜防水工事
④看板の撤去
そして正面から見て左側はお隣の建物の壁とぴったりくっついており
反対側の建物との間隔は２０㎝～４０㎝しかありません。
一番狭い部分は通れる人間が限られてきます。
右面の一番狭い部分です。２０㎝しかありません。
左面はお隣の建物で１階部分の壁が埋まっているため、
お隣の建物の屋根の上から足場を組み２階部分から上を塗装します。
今回は交通量・人通りが共に多い駅前で更に狭い道路に面した現場の為
道路管理センターと警察署に事前に許可をもらっておかなければいけません。
この二つの違いの説明等は少しややこしいので省略します(^-^;
ですがこの許可をしっかりと申請していないと、工事を進めることが出来なくなる場合もあります！
申請には複数回道路管理センターや警察署に行かなければならないので早めに申請しておきます。
屋上はこのように段々となっており全部で３箇所あります
パラペットと壁の取り合いのクラックです。沢山あります(^-^;
見事に錆サビな鉄製外階段。これはけケレンに相当手間がかかりますよ！
一番上の部分は膨れも確認できます。水が内部に侵入しています。
ちなみにこちらの屋上、３箇所ともさほど平米数が小さい訳ではないのですが
驚くほどドレン（溜まった水を樋に排出する穴）が小さいです(^-^;
しかも勾配も全く取れておらず、洗浄作業をしていたら水が全然流れませんでした・・・
記事内に記載されている金額は2020年10月30日時点での費用となります。
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