一度補修した形跡のあるモルタル外壁
写真では分かりにくいですが、膨れも見れます。一度モルタルで補修した跡もあります。
こちらの写真は、窓枠の下あたりに塗膜の剥離がみられます。
外壁が膨れ、剥離している状態でしたのでこれから、モルタル外壁を切断して新しく下地を入れ完成させていきます。
モルタル外壁の雨漏りで多いのは、モルタル壁が劣化してひび割れが起こってしまいそこから雨が浸入するという事です。モルタルのひび割れの原因は
●直射日光(紫外線)による乾燥
●雨やホコリなどによる防水機能の低下
●地震など自然災害による外部からの衝撃
●経年劣化
等、モルタルは耐久性が長所の壁材ですが、本来の耐久性を発揮するには適切なお手入れが必要になってきます。ヘアークラック(小さいひび割れ)の時点での初期対応でお手入れをして頂きたいと思います。
補修作業開始!!
こちらが途中経過の様子です。防水紙とバラ板が見えてきました。
見てください。モルタル外壁が膨らんで浮いているのが分かりますでしょうか。長い年月雨水に晒されてる中で、クラックから雨水が侵入してしまってたのでしょう。
モルタル外壁の斫りが終わり、バラ板が完全に見えました。下の方が腐っている状態ですね。この下の部分は補強していきたいと思います。
バラ板の下部部分の補強が出来ました!そしたら、この後に下地材を張っていきます。
此方の黒い下地材が「ラスカット」と言います。
ラスカットの特徴とは、独自の3層構造から生み出されています。
①台板(構造用合板・特類)高耐水接着剤を使用し防虫・防蟻・防腐処理済み・強度・防蟻・耐久性に優れています。
②特殊防水被膜 台板の表面と木口を特殊防水被膜で覆い、雨水の侵入を防止。台板と特殊セメントの凹凸層を密着させます。
③特殊セメント凹凸層 モルタルの密着力を高める特殊な波形加工。在来工法のモルタル下塗り(または中塗り)までの工程を兼ねます。
ラスカットを綺麗に張り付けました。こちらは専用のコーキング目地材でしっかり充填していきます。
しっかりと、コーキング材を目地内部の内側まで、しっかり押し込むようにしてヘラで均していきます。綺麗に充填できていますね。
こちらの現場は私が担当しております
記事内に記載されている金額は2020年12月10日時点での費用となります。
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