今回の現場調査は、ビルの床タイル部分が変色しているのが気になるので、塗装をしてほしいとお問い合わせを頂きました。

こちらが、現場の床の様子になります。
お客様のお話では、床タイルに油汚れがあり、それを清掃業者の方に清掃していただいたそうです。しかしその後白い跡が残ってしまったとの事です。
こちらのタイルは御影石です。御影石は、火山活動によって噴出したマグマが地下の深い所でゆっくりと冷え固まった深成岩です。全体的に風雨や摩耗に強く、肉眼で見る事のできる等粒状の結晶があります。本磨き仕上げやバーナー仕上げ、ビシャン仕上げなどがありますが、本磨き仕上げは濡れると滑りやすくなるため外部床や浴室床は、バーナー仕上げが一般的です。
床材に石を使う魅力は、建材としての耐久性の良さです。種類にもよりますが、石は木などに比べるとはるかに強度が高く摩耗などにも強いのが特徴です。埃や、ごみが目立ちにくくお掃除が簡単というメリットもあります。デメリットとしては、耐久性が良いのですが、その一方で脆い性質も持ち合わせています。金属などの硬く重いものを落としてしまうと、床が割れるリスクが高く一部分でも割れてしまうと広い範囲の交換・修理が必要となりコストがかかってしまうかもしれません。軽い汚れはサッと拭くだけで済むのですが、そうでない場合は大規模な修理が必要となる事があります。

この白い汚れた部分を綺麗に取ってほしいとの事です。
しかし現状を見た感じ、白くなった部分を取るのはかなり厳しいです。
白くなった部分が気になるとの事で塗装したいとの事ですが、まず塗料との密着が悪いです。床ということもあり、塗ったところですぐに剥がれてきます。見栄えも悪くなりますし、そういったことでタイルの張替をお勧めいたします。
但し、今使われているタイルと全く同じものはない場合がありますので、今と似たようなタイルになる可能性があります。

タイルの張替を行うには、既存のタイルを剥がしていく工事が必要になります。それをはつり工事と言います。そのはつり工事の際の注意点です。
騒音
どんな工事でも騒音がつきものですが、はつり工事は道具と建材が当たった時の音と振動が発生します。住器を使用しない場合でも、騒音対策は必要になります。周囲を気にして工事の時間なども決めないといけません。
記事内に記載されている金額は2022年12月13日時点での費用となります。
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