土地を有効利用
するためにおのずと軒の出がない住宅がほとんどです。軒の役目である雨、風から建物を守るという機能が全くないのが現状です。したがって住宅の耐久性も短くなってしまうのも残念です。サイデイング目地
のシーリングの寿命は10年前後と言われていますが軒の出がもっとあればシーリングの劣化具合も変わっていたかもしれませんね。今回の現場調査では目地のシーリングの打ち替えの必要性はあるもののサイデイング材は塗装可能な状態を維持していました。
その他気になったのがサイデイング材の反りが複数個所
見られました。
これは足場仮設後に
詳しく点検の上対処の方法を検討
することになります。
サイディング
材の反り原因は下地の脆弱さや、サイデイングの取り付け不具合、サイデイング材の質の問題、などが考えられます。最近のサイデイング材は品質も向上し耐久性能もよいものが沢山出てきていますが、何よりも定期的な点検で早期発見することが大事です。
塗装工事が可能な空間としては人間が入れたら塗装工事は可能です。うちは狭いから無理だと考え
ている方も
一度ご相談くださいね。次に住宅の屋根の形について述べさせていただきます。
今回現場調査に伺った建物の屋根は片流れ屋根という形状の屋根でした。
日本の住宅の屋根の形状としては10種類ぐらいありますが、その中でもよく使われて形状は4種類になります。
もっと多いのが①切妻屋根です。
メリットとしては、単純なつくりの為雨漏りのリスクが少ない。
デメリットとしは、デザイン性がない。
②寄棟屋根
4面の屋根で構成され屋根の頂点に棟がある形状の屋根
メリットとしては、4面の屋根で耐風性が高い。
デメリットとしては、棟が増えることでコストが高い。形状が複雑になり
雨漏りの
リスクも高い。③入母屋屋根
メリットとしては、切妻屋根と寄棟屋根の長所を合わせた特徴を持ち見た目が立派である。寺社、仏閣によく使われている。
屋根の役割である耐風性、断熱性、通気性に優れている。
デメリットとしては、複雑な造りで技術が必要でコストも高い。耐震性能に不安がある、複雑な形状の為雨漏りのリスクがある。
最後に写真の④片流れ屋根
メリットとしては、スタイリッシュでおしゃれな外観。シンプルな造りで初期費用が抑えられる。屋根裏スペースが作れる。
デメリットとしては、風に弱い。雨漏りのリスクがある。
簡単にまとめましたが参考にしてください。
状況としては小さなひび割れがありましたが雨漏りはしていないようです。
住まいの雨漏りの原因で最も
多いのがベランダからの雨漏りです。ベランダが突き出している場合はまだしも、下が部屋になっている場合は最悪です、天井や壁の修理も必要になりかなりの出費がかかります。ベランダからの雨漏りを避けるには簡単に
出来ることが
あります。それは洗濯ものを干しに出る場合はベランダの床部分をよく観察することと、排水口に枯れ葉などが詰まっていないか確認してください。
枯れ葉やごみ等を発見したら早めに掃除をすることです。又、床にひび割れなどを発見したら業者に早めに見てもらうことが自宅の雨漏りを防ぐことになります。小さなひび割れ程度ならトップコートのみの塗り替えで済むこともあり費用も安く上がり節約に繋がります。
日々の観察と早期の対応が住まいの耐久性を高め、住まいの価値も高めます。ベランダに出るときはよく観察することをお忘れなく!
記事内に記載されている金額は2023年02月24日時点での費用となります。
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