擁壁のひび割れ
■ブロック塀の劣化する原因
直射日光や雨風を受けていますので、劣化するのを防ぐことはできません。こまめにメンテナンスをしていたとしても30年程で寿命が来ると言われています。
お客様からは、こちらのひび割れの補修をとお伺いしておりますが、ひび割れの補修跡が残ってしまいます。補修跡を残さないようにするには、塀全体にモルタルを塗る必要があります。
がむき出しになってしまっています。
ブロック塀の建築基準法とは?
ブロック塀とは、複数のコンクリートブロックを積み上げ、鉄筋とモルタルを用いて一体化する塀の事です。ブロック塀は、大地震が起こるたびに倒壊による事故が発生した経緯から、1981年の改正建築基準法で大きな規制強化が行われています。
■ブロックの高さ
■ブロック塀の厚さ
ブロック塀の厚さは、高さ2m以下の場合は10㎝以上、高さ2~2.2mの場合は15㎝以上を確保する規定があります。
ブロック塀の高さが1.2mを超える場合、長さ3.4m以下の間隔で、高さの1/5以上突出させて控え壁を設けなければならない規定があります。また、この時の基礎は、形状を逆T形やL形にすることで、転倒方向への抵抗力を高められます。
ブロック塀の鉄筋は、直径9mm以上のものを使用し、縦横80㎝以下の間隔で配置しなくてはならない規定があります。また、この他にも配筋は壁頂と基礎には横方向に、壁の端部と隅角部には縦方向に必ず入れなければならない事なども定められています。
■ブロックの高さ
ブロック塀の高さは、地面から2.2m以下とする規定があります。一般的なコンクリートブロックは、高さが19㎝であるので、12段以上積み上げられているものは、危険性が高いと判断します。■ブロック塀の厚さ
ブロック塀の厚さは、高さ2m以下の場合は10㎝以上、高さ2~2.2mの場合は15㎝以上を確保する規定があります。
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ブロック塀の控え壁ブロック塀の高さが1.2mを超える場合、長さ3.4m以下の間隔で、高さの1/5以上突出させて控え壁を設けなければならない規定があります。また、この時の基礎は、形状を逆T形やL形にすることで、転倒方向への抵抗力を高められます。
■ブロック塀の鉄筋ブロック塀の鉄筋は、直径9mm以上のものを使用し、縦横80㎝以下の間隔で配置しなくてはならない規定があります。また、この他にも配筋は壁頂と基礎には横方向に、壁の端部と隅角部には縦方向に必ず入れなければならない事なども定められています。
既存のブロック塀の危険性について
新設されるブロック塀は、基本的に建築基準法の規定に沿って作られる事になります。ところが建築基準法が改正される以前に作られたブロック塀は、まだ多く残っておりそれらのうち危険性の高いものは、適切な安全対策を講じることが必要とされています。
危険性の高い既存のブロック塀とは、建築基準法の規定が守られていないもの、そして著しく劣化が進行しているものです。例えば、
★ひび割れがある
★傾きやぐらつきがある
★鉄筋がさびている
以上の症状がみられる場合は今後も悪化することが予想され、万が一の大地震の時には揺れに耐えることができず倒壊してしまう恐れもあります。
危険性の高い既存のブロック塀とは、建築基準法の規定が守られていないもの、そして著しく劣化が進行しているものです。例えば、
★ひび割れがある
★傾きやぐらつきがある
★鉄筋がさびている
以上の症状がみられる場合は今後も悪化することが予想され、万が一の大地震の時には揺れに耐えることができず倒壊してしまう恐れもあります。
弊社からのご提案
お客様からは、10年程度持たせたいとの事ですので補修だけではなく塗装迄ご提案させていただきました。クラックをVカットで補修し、樹脂モルタルを充填してから、高圧洗浄で下地調整を行ってから、塀の塗装を考えております。塗料は、日本ペイントの水性シリコン浸透ガード2回塗りでご提案させていただきました。クラックの補修に関しましては、補修した跡が出てしまう事もお伝えしております。跡を消す場合は、塀全体にモルタルを塗ると跡はなくなります。そういったことを踏まえてご提案させていただきました。
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記事内に記載されている金額は2023年03月14日時点での費用となります。
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